ESP Inoran Signature ILP-Ⅳ MarRone(Sold Out)

Luna Sea Inoran Signature Model ILP-Ⅳ Maroone!

Luna Seaのギタリスト、INORANさんのシグネチャーモデルとして1997年に各色99本限定で3色制作・販売されたILP-Ⅳ、INORANさん本人は最も手にする機会が多いというカラー、 Marroneです。以前のオーナーさんは本機を新品購入後かなり弾き込んだようで外観にはそこかしこに使用感が見られる、いわゆるプレイヤーズコンディションのため本機としては非常にお買い得な価格とさせていただいておりますが、出品にあたってはフレットのすり合わせ、ガリがひどくなっていたボリュームとトーンの部品交換を行っており演奏性はしっかり確保しております。

 壁に飾って美しいキルト杢を眺めたいファンやコレクターの方は勿論、INORANさんと同じギターを手にしてバンド活動をしたいというプレイヤー志向の方にもお勧めの一本!

サウンドチェック。アンプはFender Vibro King。まずはクリーン。

 

クランチ。歪はWEEHOBO Effekte JTM Drive。

 

先のクランチをXotic BB Preampでゲインブースト。

続きを読む ESP Inoran Signature ILP-Ⅳ MarRone(Sold Out)

Milkman Sound AMP100(Sold Out)

12AX7真空管を使用したハンドメイドフロアアンプAMP100!プロギタリストからの放出品!

サンフランシスコにてハンドメイドでアンプやエフェクターを制作しているMilkman Soundのフロアタイプアンプ、AMP100です。レコーディング等で使用していたそうですが、その割には使用感は少なめで中古品としては良好な状態です。その名の通り最大出力は100Wですが、使用するスピーカーキャビネットが4Ωの場合は100W、8Ωは50W、16Ωで25W。スピーカーシミュレートも搭載したライン出力やヘッドホン出力も搭載しており自宅練習やPA環境が厳しいライブなどにも対応。さらに本機をプリアンプあるいはエフェクターに見立ててアンプの前段に接続して使用することも可能で何とも柔軟性に富んだ機材です。残念ながら国内流通は非常に少なく、入手も難しいようです(前オーナーさんも直接メーカーから購入されたそうです)。12AX7真空管を用いた回路となっており真空管らしいニュアンスが魅力。John MayerやMateus Asatoの使用でも知られていることからそのサウンドは折り紙付き。実際に今回出品のこちらもプロギタリストからの放出品です。

自宅練習やレコーディング、ライブに至るまでなるべくシンプルな機材を持ち運んでこなしたいギタリストにお勧めなフレキシブルデバイス!

サウンドチェック。現行品の65 Princeton Reverbのスピーカー(Jennsen セラミックマグネットスピーカーC10R )から出力。

最初はシングルコイルのギター(当店制作のシンラインタイプ、ピックアップはSeymour Duncan STR-2、STL1b)で。動画前半はクリーン(Master最大でVolumeで音量調整)、EQやリバーブもチェック。後半はドライブサウンド(Volume高め、Masterで音量調整)、最大+15dbのゲインブーストもチェック。

ハムバッカーのギター(当店制作のLP Type、ピックアップは57classic×2)で。先と同じく動画前半はクリーン寄り、後半はドライブサウンドでチェックしています。

続きを読む Milkman Sound AMP100(Sold Out)

1958年製Fender Twin Amp 5F8-A 状態良好!(Sold Out)

激レア、状態良好の58年製Fender Twin Amp! お値段はお問い合わせください。

1958年4月製造のFender Twin Ampです。同じくTweed期のBassmanと並んで後のプレキシマーシャルの原型ともなった5F8-A回路の本機はエレキギターの歴史の中でも最も重要なアンプの一つに数えられ、有名ギタリストが愛用していることでも知られる非常に貴重・希少な一台。本機はTweed期のFenderアンプの中でも高額で取引されることで知られており日本国内でも相当な額での出品されてきています。以前のオーナーさんが演奏に使用しつつこまめにメンテナンスもされていたようで、耐用年数をとうに過ぎた部品の交換などもしっかり行われていますが、オリジナル部品が維持されている部分もしっかりあり、以下詳細の通り60年以上経過しているとは思えない保存状態でこれまでのオーナーさんが楽器としてとても大事に扱ってきたことがうかがえます。メンテナンスが行きギ届いているだけありギタリスト垂涎のサウンドも健在!

当店は転売目的の片とのお取引は固くお断りしております。そのような目的でのご注文、お問い合わせはご遠慮いただけますようお願い申し上げます。

サウンドチェック。まずは当店で制作したTL thinline typeをプラグイン。シールドケーブルはBold Cable FATでアンプ直です。実際は少し歪むくらいが本領発揮だと思いますが当店の環境ではそこまでの音量にはできないので、歪まない程度の音量である点ご留意ください。

Normal Channel Input1。

 

Bright Channel Input1

 

次にお客様にお借りしたヒスコレ59レスポールでNormal Channel。先のシンラインではInput1でしたが歪まない程度の音量でも音がでかいので以下サウンドチェック動画ではInput2にプラグインしています。

 

前の動画でのセッティングのままBright Channelをチェック。

 

ギターをST Typeに持ち替えてBright Channelをチェック。Presenceコントロールは「超高域調整」というのが一般的な認識かと思いますが、本機の場合はそこまで高域ではなく、「鈴鳴り成分の調整」みたいな印象です。考えてみるとレキシマーシャルのプレゼンスも同様です。本機が始祖であることが実感できます。

 

最後にST Typeでノーマルチャンネル。

続きを読む 1958年製Fender Twin Amp 5F8-A 状態良好!(Sold Out)

Fender Jeff Beck Stratocaster 2014年製 訳あり美品!(Sold Out) 

Jeff Beck Stratocaster、訳あり美品!もちろんしっかり調整済み。

2014年製のFender Jeff Beck Stratocaster、使用感の少ない美品です。「訳あり」というのは長い期間ケースから出した状態で弾かれずにいた経緯がある個体で新品時のフィルムもはがされないままだったのでピックガードにラベルの痕ができてしまったり、ケアされないままだったためかローズウッド指板が乾燥して毛羽立ってしまったり、一部フレットが浮き上がったり、フレット端のバリが出ていたためそのケアをした上での美品であるということなのですが、実際にほとんど弾かれていなかったためフレットの摩耗はほとんどなく、外観も目立つ損傷はなくきれいな状態というお買い得中古ストラトです。勿論しっかりメンテナンスを加え新品に負けない弾き心地も確保。巨匠Jeff Beckの名を冠してはいますが、シグネチャーモデルにありがちな特異な機種ということもなく、Jeff Beckを知らなくても汎用性の高いギターとしてのストラトを一本持ちたいという方や単純にストラトがカッコいいと感じる方にもお勧めです。勿論Jeff Beckファンの方も是非ご検討ください。

本品についてはしばらくの間、店頭での販売のみとさせていただきます。

サウンドチェック、アンプはFender Vibro King。

最初にクリーンサウンド。エフェクトなし。動画前半は指弾き、後半ピック弾き。

 

クランチ。歪はWEEHBO Effekte JTM Drive。

 

先のクランチをXotic BB Preampでゲインブースト。

続きを読む Fender Jeff Beck Stratocaster 2014年製 訳あり美品!(Sold Out) 

試作 TL Thinline Type

個人的に試したいことをぶち込みまくったTL Thinelineタイプ。

こちらのTL Thinelineタイプは既製品のネックとボディを流用して数年前から空いた時間にちょろちょろと制作を進めていたものです。最初はマホガニーボディのバインディング付き60年代風のテレキャスターを作ろうとパーツを集めたのですが、なかなか手を付けずにいるうちに新たに試したいこと検証したいことが出てきたり、そもそもテレキャスターではなくシンラインにしたくなってしまったりと紆余曲折を経て半年ほど前にとりあえず完成しました。「試作品」としているのは同じ路線を継承してさらに試したいことが出てきているのでそのうち2号機、3号機を作ってみようという思惑があるからです。(いつになるかわかりいませんが・・・)

サウンドチェック。6か月張りっぱなしの弦です。クリーン。アンプはFender Vibro Kingでエフェクトなし。

クランチ。歪はWEEHBO Effekte JTM Drive。

 ボディは既製品マホガニー2ピースの60年代風のバインディング付きTLボディが元になっています。シンライン風のホローボディにするためにもともとのザクリを埋めてから全体を薄く削って厚み調整、ホロウボディのザクリ加工、それからハードメイプル材で作成したトップを張り付け。内部の空洞はFenderとは全く異なっていてリードプレイに向くようにサステインがある程度あって低音も効いたサウンドにするために十分な重量を確保しつつ、一方で生音の響きをアコースティックよりにしたいというのもあって実験なども行って試行錯誤し生み出したザクリ形状になっています。結果、目指していた方向に近いものになったと思いますが、満点でとはいかず次に作る際はまた違った仕様を試してみるつもりです。ちなみに完成した本機の重量は約3.5kg、 Fenderタイプのソリッドギターなら普通くらい重量ですが、シンラインタイプとしては劇重です。
木材の振動をなるべく制限しないためにピックガードは一部を除いて少し浮かせて固定、ビスは通常のFender タイプに使われているものより小さなものにしています。完成してから6か月間結構弾き込んだのと塗装はかなり省略した薄いものなのでボディのエッジ部分に塗装欠けができています。
ボディのエッジ部分は匙面加工して見た目のアクセントとしています。バインディングをまいた見た目も好きなのですが、バインディング材も木材の振動をミュートする副作用もあるだろうと考えこの仕様に落ち着きました。
ボディバックはマホガニーです。こちらもエッジ部は匙面加工を施していますが、トップ側よりも幅広。元となった既成品TLボディはバインディングがまかれたものでそれを取り除くために幅を多くとった切削が必要だったため結果的にこうなったという経緯があります。とはいえ見た目も気に行ったので次に制作するときも同じ仕様にするかも。
ネックジョイント部。今回は手触りを無塗装の指板と同じにしようと考えて金属プレートなしでエボニー材(縞黒檀)ラミネイト、エボニー露出部分は無塗装。先端側は握り込みが少しでもやりやすくなることを期待して通常より少し薄くなるようスラントになっていますが効果はイマイチでした。ハイポジションの弾き心地にはもっとシェイプを工夫する必要がありそうです。
ネック。既製品を元にしていますがフレットはステンレス製のナロートールタイプに打ち換え、指板Rはもともと7.25inchでしたがハイポジション側は少し緩くなるように指板修正。仕上げはオイルフィニッシュ。完成して半年経過の時点でステンレスフレットの摩耗はほぼなし、たいしてケアもしていないのですが鏡面研磨した状態も維持されていてその耐久性の高さとメンテナンスフリーであることが体感できました。オイルフィニッシュしたネックの触り心地も今のところいい感じです。これらの長期の耐久性にも関心があって導入した仕様なので引き続き本機を使い込んで様子を見たいと思います。
ヘッド。ノーマルのテレキャスターヘッド。ナット幅は41.0 mmでテレキャスタータイプとしてはかなりスリムな握りです。ペグはGOTOH製の一般的なクルーソンタイプ。ストリングリテイナーもGOTOH製。 ナットはラクダ骨を使用。牛骨に比べてやや高密度だそうですが、加工性や出来上がった仕上がりは大差はありません。最近ちゃんとした牛骨材は値段が上がってきているのでラクダ骨を使う機会が増えてきました。
電気部分は数年前からちょくちょく実験したりお客様のカスタマイズに導入したり、当店の販売品にも導入してきている3×3 way control(後述)。ピックアップはすべてSeymour Duncan、リアSTL-1b Broadcaster、フロントSTR-2 HOT Tele Rythm、ステルスセンターSSL-4。ヴィンテージスタイルのテレキャスター用PUだとネックポジションもトレブルの効いたものが多いですが、私としてはリアとフロントでサウンドキャラクターをもっと明確に分けたいのであえて太い音を出しやすいハイパワーPUをフロントにチョイス。ステルスPUは設置位置の都合上弦からかなり距離があるのでハイパワーなPUをチョイスしていますが、シングルコイル最強のSSL-4でもまだ出力は不足気味。なので、PUの裏にマグネットを追加しています。さらにもう一つ工夫を加えていますがそれは企業秘密。ちなみに本機ではSSL-4はRW(Revers Wiring)ではなくノーマルのものでAditional Modeでのハムキャンセル効果はなし。一方で最近出品したムスタングではハムキャンセルした音が欲しかったのでRWにしています。

3×3way controlでは各モード各ポジションは以下の通り。

3way Position

Aditional Mode1

(Half Tone)

Normal Mode

Aditional      Mode2

(Humbucking)

Neck

F+C

F

F⇒C

Middle

F+C+R

F+R

(F+R)⇒C

Bridge

C+R

R

R⇒C

上表で「+」はパラレル接続、「➾」はシリーズ接続を意味します。3×3 way controlは2PUのギターにもう一つPUを仕込み、追加の3wayスイッチによって3モード3ポジション計9種類のサウンドバリエーションを得る仕組みですが、実際の演奏時は2PUのギターの操作感(「シングルコイル×2のギター」「ハムバッキング×2のギター」の感覚)で行けるので扱いやすさも良好かと思います。ミニスイッチ追加によるサウンドバリエーション拡充の改造は色々ありますがスイッチの数が増えるほど訳が分からなくなりがちで音色数が多くなっても「使わないポジション」ばかりにもなりがちですが、3×3Way Controlであればそうした心配もなく多彩なサウンドバリエーションが得られます。

テレキャスターでの導入例↓

ミニテレキャスターのカスタマイズ/廉価ミニギター徹底調整 | 千葉 船橋 ギター買取り 販売 ・・・ギターショップ Heavy Gauge Guitars

ジャズマスターでの導入例↓

Fender Japan JM66-65(フジゲン期)rebuild | 千葉 船橋 ギター買取り 販売 ・・・ギターショップ Heavy Gauge Guitars

ムスタングでの導入例↓

Fender Japan MG73-CO OCR Special Mod. ¥169,400(税込み) | 千葉 船橋 ギター買取り 販売 ・・・ギターショップ Heavy Gauge Guitars

以上は2PUのギターでの例ですが、最初から3PUのストラトにも採用可能で過去にお客様のストラトに導入したこともあります。5wayスイッチよりも3wayスイッチの方が好みという方やセンターPUを単体で鳴らさない人でハムバッキングサウンドが欲しい人ハーフトーンを呼び出しやすくしたい人などにお勧めです。勿論ストラトの場合でも上表と同じような出力になります。


上のミニテレキャスは4,5年前に最初に3×3way controlを試してみたギター。