当店でオーバーホールをやらせていただいた1982年製のIbanez AR-500CSです。もともとは3Band EQやブースターを搭載したアクティブサーキットでしたが、今回はご依頼主様と相談の上、比較的シンプルなパッシブサーキットへ変更。と言っても3wayミニスイッチも搭載していてハムバッキングサウンド+2種類のシングルコイルサウンドが選択できサウンドバリエーションは豊富です。フレットはジャンボフレットへ交換、同時にナットも新調、ネックのねじれもありましたが指板修正でこれを解消、さらに経年劣化で収縮しボロボロに崩れていたボディとネックのバインディングを補修・補強しました。
サウンドチェック。
クリーン。アンプはFender Vibro Kingでエフェクトなし。ブリッジ下のブラスサステインブロックの効果か音が良く伸びます。
クランチ。歪はWEEHBO Effekte JTM Drive。
先のクランチをXotic BB Preampでゲインブースト。
同時期製造の兄弟機AR-300CSのオーバーホール例はこちら。
→Ibanez AR-300CS 1982年製 オーバーホール済み!(Sold Out)
→1984年製 Ibnaez AR-300 レストア Before/After