ESPの兄弟ブランドEDWARDS発のセミアコE-SA-138LTC、2010年製です。現在は価格改定に伴ってE-SA-180LTCという型番になっているようですが、仕様は全く同じ。Gibson ES-355のようなトラデショナルなシェイプですが、ボディのトップ・バック材がメイプル単板削り出しという非常に贅沢な作りになっている点が大きな特徴となっています(通常のセミアコは合板)。
フレットの磨耗は少なく、演奏性は良好。外観は使用感が表出しやすい金メッキパーツの劣化は少なめ。塗装部表面は大きな塗装欠け、割れなどの致命傷はないものの線傷、小打痕が散見され、前オーナーさんのそこそこ本機を弾きこんでいたと思われます。もともとはラッカー吹きっ放し(本機のトップコートはラッカーです)と思われるマットフィニッシュ(艶消し仕上げ)だったのですが、塗膜表面に再研磨を加えることで美しい艶が出ており、ブラックとゴールドパーツのコンビネーションと相まって高級感あふれる外観となっています。
サウンドチェック。まずはクリーン。アンプはFender Vibro Kingです。
クランチ。歪はWEEHBO Effekete JTM Drive。
先のクランチをXotic BB Preampでゲインブースト。