上画像は当店でオーバーホールした1979年製のFender Stratocaster。ネック順反り補正の指板修正とフレット交換、電気パーツの新調、フロイドローズタイプのロックナットに改造されていたのを木部補修しスタンダードな牛骨ナットに復帰などが主な施工内容。今回チョイスされたPUはでっかいポールピースでおなじみのSeymour Duncan SSL-4のストラトサウンドのサンプルとして動画を撮らせていただきました。
アンプ直のクリーン。アンプはFender Vibro King。SSL-4は「ハイパワーで太い音」という紹介内容が独り歩きしているようで「シングルコイルらしくない」と思っている方も多い印象がありますが、ちゃんとシングルコイルな音です。
セッティングを変えてもう一本クリーン。輪郭を際立たせる目的でアンプの前にWEEHBO Effkte JTM Driveを薄くかけています(Gain 30%くらい、Level高め)。
クランチ。歪はWEEHBO Effkte JTM Drive(Gain 70%くらい)
先のクランチをXotic BB Preampでゲインブースト。
以上、1979年製ストラトのオーバーホール例でした。古いギター、長く放置していたギターの復帰をご検討の方、ご参考にしていただければ幸いです。
2021年はコロナ渦にもかかわらず多くのお客様にHeavy Gauge Guitarsをお引き立ていただき誠にありがとうございました。2022年度も何卒よろしくお願い申し上げます。
Heavy Gauge Guitars店主