2024年末2025年始の営業予定

、本年もHeavy Gauge Guitarsをお引き立ていただきまして誠にありがとうございます。

2024年末、25年始の営業予定は以下の通りです。

12/26(木)~12/29(日 )・・・通常通り14:00~20:00

12/30(月)、12/31(火)・・・13:00~18:00でお急ぎの方、修理等の返却引き取りの方のみご予約いただけます。

1/1(水)1/2(木)・・・休業

1/3(金)・・・13:00~18:00でお急ぎの方、修理等の返却引き取りの方のみご予約いただけます。ご予約の連絡は2024年中にお願いします。

1/4(土)以降・・・通常通り14:00~20:00営業、火・水定休日

 

当店は予約制で運営させていただいております。ご来店の際は事前にご予約いただけますようお願い申し上げます。

以上よろしくお願い申し上げます。

Heavy Gauge Guitars店主

YAMAHA SA-2200 2016年製 ¥236,500(税込、別売り専用ハードケース付属)

人気のYAMAHAセミアコ現行機種の状態良好中古!

 ジャパンヴィンテージでも人気のYAMAHA のセミアコSAシリーズの現行モデルSA-2200、2016年製です。ある程度弾き込まれていた個体でよく見ると細かな擦過痕や弾き傷、メッキのくすみ、フレットに押弦によるわずかな凹み等の使用感はありますが、前オーナーさんは演奏後にしっかり掃除などもしていたようで以下の詳細画像でもわかる通り、弾き込まれていた中古ギターとしてはなかなかきれいな状態です。ゴールドパーツにシカモア材のトラ杢、真っ黒なエボニー指板にブロックインレイが上品な高級感を醸しています。SAシリーズのファンの方は勿論、状態の良い国産セミアコをお探しの方にもお勧めの一本!新品時別売り(定価¥33,000)の純正ハードケースが付属します。

サウンドチェック。

クリーン。アンプはFender Vibro Kingでエフェクトなし。

 

クランチ。歪はWEEHBO Effekte JTM Drive。

 

先のクランチをXotic BB Preampにてゲインブースト。ドロップDチューニング。

 

ご注意:

 当店は転売目的の方、代理購入の方とのお取引は固くお断りしております。そういった目的でのご注文・お問い合わせご遠慮くださいますようお願い申し上げます。

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1990年代前半製造 P-Project PAW-4 訳あり特価!(Sold Out)

90年代前半製造と思われる和田アキラモデル、訳あり特価!

 日本のフュージョンシーンを牽引したグループPRISMのギタリスト和田アキラ氏のシグネチャーモデル、P-Project PAW-4です。P-ProjectブランドがFernandesに組み込まれていた時代の製品で、おそらくは90年代前半の製造です。特徴的なSSHS配列というピックアップ構成は複数種製造された和田アキラモデルの共通仕様で3シングルの一般的なストラト配線からミニスイッチでリア寄りのハムバッキングに切り替えるという仕組みで意外と操作性も良いと思います。

 フレットはステンレス製に、ペグはGOTOHのロック式に交換されているほか、おそらくトレモロも後から交換されていると思われます。よく見ると小傷や小打痕、小さな塗装のクラックなどはありますが、製造から30年経過している中古品としては使用感は少なく良好な外観を保ってます。大きな塗装欠けなど目立つ損傷もありません。とは言えさすがに30年も経過していることもありねじ類の錆びが進んでいたため一部を除いてステンレス製のビスに交換させていただきました。また、ブリッジスタッドの1本が固着してしまって動かないため弦高調整に工夫が必要になっています(詳細後述)。そのため今回訳あり特価でのご案内とさせていただきます。

サウンドチェック。最初にクリーン。アンプはFender Vibro Kingでエフェクトなし。

 

クランチ。歪はWEEHBO Effekte JTM Drive。

 

先のクランチをXotic BB Prempでゲインブースト。

 

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Fender Japan ST-43M(ミディアムスケールのストラトのオーバーホール

Fender Japanのミディアムスケールストラトをオーバーホール!

画像はHeavy Gauge GuitarsにてオーバーホールさせていただいたFender Japan のST-43Mと思われるミディアムスケール(弦長628mm)のストラトです。需要はありそうで品数がなかなか少ないミディアムスケールのストラト、今回ご依頼主様にご許可を頂いた上で以下にレポートします。

 現在の持ち主様は本機を中古で入手、入手時から金属パーツはゴールドパーツで画像のミントグリーンのピックガード(おそらくは以前の持ち主さんによる自作)に最近の廉価ギターでよく見られる電気パーツでした。ネックはフレット交換がされていたようですがほぼすべてのフレットが浮き上がりなどで高さが不揃いになってしまっていてかなり弦高を高くしても音詰まりが出るような状態でし。ネックには「ST-43M」の刻印と同モデルが生産されていた時期(2002年前後)のシリアルナンバーもありました。ボディ材は当時のカタログではバスウッドとなっていますが本機はアルダー。Fender Japanブランドは初期のころからミディアムスケールのストラトがラインナップされていましたが、いずれもカタログ上のボディ材はアルダー以外のバスウッドやポプラ、センなどだったのですが、カタログ外でアルダー材のものもあったのかもしれませんし、全く別のギターのボディとのコンポーネントという可能性もあります。実際ネックとネックポケットのサイズが合わなかったので補修を加えました。そんなわけでST-43Mのネックと別ボディを組み合わせた可能性もあるので機種名はあいまいです。

今回のオーバーホールは「ミディアムスケールである以外はオーソドックスなストラトにする」という方向性で実施、主な処置内容は以下の通り。

①Rの崩れた指板の修正、フレット・ナットの交換の上で全体の調整。

②ゴールドパーツはすべてニッケルまたはクロームメッキのものに交換、オーソドックスなストラト狙いでペグはクルーソンタイプ、シンクロトレモロはスティールブロックのものに。

③電気部分の廉価パーツは実績のあるものへ入れ替え再配線。シールド処理。

以下詳細

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Ibanez RGのロック式トレモロ固定とダウンチューニング調整の例

 上画像は全弦1音下げの上で6弦をさらに1音下げたドロップCチューニング専用に調整させていただいた日本製Ibanez PrestigeシリーズのRGです。持ち主様にご許可をいただきダウンチューニングへのセットアップ例として以下レポートします。

 本機に搭載のロック式トレモロは激しいアームダウン、アップができるものですが、今回はアームは使わないということと「全弦1音下げ」と「ドロップC」を併用したいとのことでトレモロはベタづけ固定にする処置も行いました。

 1音下げ以上のダウンチューニングで一番重要なのは「ノーマルチューニングのときよりも太い弦にする」というところです。半音下げ程度なら通常のセットでも全く問題はありませんが1音下げともなると09や10のセットでは弦振動は不安定になりますし、押弦した際の音程もシャープしがちになります。今回はご依頼主様と相談の上でDaddarioの11-52のセットを選択。6弦52と聞くと、通常の10-46や09-42に慣れている人からすると「太すぎないか」と心配されそうですが、実はこの弦でもDropCチューニングでは6弦を3音~3音半くらいのチョーキングができてしまうくらいの緩さになります。今回の場合は全弦1音下げで使用することも想定しているので11-52で良い選択だったかと思いますが、ドロップC専用にする場合は低音弦はもう一段階太いセットでも良いでしょう。DaddarioやErnieBallなどからこうしたダウンチューニング用のセットは多種発売されていて、Daddarioには11-56というドンピシャのセットもあります。

 弦を太くする以上はナットの溝の調整が必要になる可能性が高くなります。今回のロックナットではそれは不要でしたが、一般的な牛骨ナットなどで太い弦にする場合、とくに低音弦側はナット溝の修正が必要と考えておくのが無難です。

以下、今回のメンテナンスの詳細。

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