80年代のみ生産されていたJCM800 1959 Headです。同モデルは当店に４台入荷しましたが、ついに最後の一台となりました。

JCM800と言えばマスターボリューム付きの2203が有名ですが、プレキシマーシャルの名機「1959」と同じくマスターボリュームなしでよりピュアなサウンドを身上とする本機「JCM800 1959」はJCM800が登場した初期の80年代にしか生産されず、2203の影に隠れた機種でした。

本機は回路こそプレキシよりも現代的になったものではありますが、そのサウンドはやはりピュアで、プレキシ時代のマーシャルの面影を色濃く残すクリーン、クランチは非常に魅力的です。アンプ自体の歪を得るためには大音量が必然のアンプですが、クリーンセッティングでエフェクターなどで歪を加える定番の使用方法でも「ピュアなチューブサウンド」を生かした音作りが可能。もちろん、アッテネータによってアンプの歪を最大限に引き出す方法も良いでしょう。

動画です。チャンネルリンクでつなぎ、ボリュームはフルに近い設定。アッテネータ使用。まずはPRS Custom22。

次にFender Custom Shop 60 Stratocaster。

同モデルでパワー管を新品に交換したJCM800 1959 出力管全交換済みhead

こちらのJCM800 1959、古いマーシャルのクリーン・クランチが好きな方、エフェクターやプリアンプでメインの歪を得ている方でそれらをしっかり受け止めた上でアンプの良さも加味してくれるチューブアンプをお探しの方にお勧めします。ライブやスタジオ練習などで活躍してくるかと思います。また、マスターボリュームの増設（ご相談承ります）やハイゲイン化の改造用としても良いかと思います。

ギターアンプのスピーカーケーブルの大定番Belden 9497-1SSもつけちゃいます！（しかも新品）

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