2012年製Paul Reed Smith Custom22です。とはいっても通常のCustom22よりも豪華で珍しい仕様となっており、サウンド、外観ともに一ランク上の高級感をまとった一本です。一般的なCustom22との主な違いは「指板はローズウッドではなくエボニー」「PUは57/08」「カラーはCustom22では非常に珍しいBlue Clab Smoke Burst」という点です。さらに「10本に一本の美しさを誇る杢」である10Topフレイムメイプルでもあり、「特別な一本」とも言って良いかと思います。
動画です。まずはハードに歪ませたサウンドから。アンプはFender Vibro King(クリーン設定)で、WEEHBO Effekte JTM Driveで基本の歪を作り、BB Preampでゲインブースト。
クランチ。先の動画のGain Boost(BB Preamp)をOffに。
クリーン。
Marshall JCM800 1959 のドライブサウンド(アッテネータ使用)
コントロールは1Vol,1Tone,5Wayスイッチ。各ポジションのサウンドはフロント側から「フロントハムバッキング」⇒「フロントシングルコイル+リアスラッグコイル」⇒「フロントハムバッキング∔リアハムバッキング」⇒「リアハムバッキング+フロントシングルコイル」⇒「リアハムバッキング」。3つのハーフポジションでは通常のハムバッキング同士のハーフトーンに加えて片方をシングルコイルサウンド等にしたハーフトーンも供えており、サウンドバリエーションは多彩。外観からは「2ハムのレスポール」のようなサウンドをイメージするかと思いますが、守備範囲はレスポールのそれを軽く凌駕しています。
Gibsonがカラマズー工場で使用していたコイル巻機を買い取り、それによって巻いているPU 57/08は別売りはしておらず、Custom22に搭載しているのは珍しいかと思います。サウンドは中域が豊かなPAFのようなビンテージ系。歪ませたサウンドではギター側のボリュームコントロールによってクリーン~ドライブまで表情豊か。ボリュームを多用するリードギタリストにマッチするかと思います。エボニー指板のためか、生音もより輪郭がはっきりしており57/08PUとの組み合わせでは分離感のしっかりした音。
間近で見るといくらかの使用感もあるものの、10Topのメイプルのフレイム杢とエボニー指板の漆黒、トラディショナルスタイルのバードインレイ、ゴールドとシルバーのメッキ、ブラスの金属パーツ、そしてレアカラーのBlue Clab Smokeburstのカラーリングが醸し出す高貴な雰囲気は健在。フレットの擦り合わせや各パーツを分解して丁寧にクリーニングしてあります。
個性的なPRS、他の人とは違うPRSをお求めの方、こちらのCustom22 Blue Clab Smokeburstはいかがでしょうか。2ハム仕様でサウンドが多彩な一生ものの一本をお探しのリードギタリストにもお勧めです。
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