「ベッドルーム用アンプ」としてデザインされた小型真空管アンプ、Fender Champion 600、今回は通常のサウンドに加えてよりパワフルなドライブが得られるSpecial Modeへの切り替えが可能になる改造を加えています。比較的小音量でパワーアンプの飽和感たっぷりのドライブが得られ、ギターのボリュームによる音色調整でクリーン~ドライブを自在に操れる楽しいアンプです。
動画です。ギターはFender Custom Shop 1963 Telecasterを使用、ギターからアンプは直で、Highのインプット使用です。
まずはNormal Mode。最初にボリューム7(メモリは12まであります)、徐々に上げて最後にフルボリュームにしています。
次にSpecial mode。最初は比較のため、Normal Modeのボリューム7、次からSpecial Modeでボリューム5から徐々に上げていき、最後にフルにしています。飽和感のあるドライブサウンドが楽しめます。
NormalとSpecialでかなり音圧が変化しますが、元々の出力は同じです。Normal Modeはすっきりしたクリーンで、Fender系のシングルコイルのギターの場合はボリューム7を超えたあたりからクランチになってゆきます。一方Special ModeではクリーンでもNormalより音圧があり、ボリューム5くらいでクランチ、7~8をこえるとかなり歪みが増したドライブに変化します。やはりパワーアンプのドライブならではの音色・操作性で、ギターボリューム操作やピッキングの強弱に敏感に反応して色彩豊かな音色を奏でることができます。
元々は状態のよい中古品だったものに改造を加えています。外観は汚れも少なくきれいです。
オールドロックが大好きな方、ご自宅でシンプルにアンプだけでギターを楽しみたい方や、宅録用に小型アンプのドライブサウンドがほしい方などにオススメ!
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