Fender Blues JuniorのVersion3、スイッチ切り替えでノーマルサウンドと70年代~80年代のFender Silver Face期を模したサウンドも選択できる改造が加えられた面白いFender Blues Junior Version3です。自宅練習からスタジオ、ちょっとしたライブまで幅広く使えるサイズで人気のBlues Juniorですが、その名から想起される通りパンチの効いたFenderらしいサウンドが持ち味。しかし、いろいろな環境で使われるサイズのアンプだけに使用状況によっては「音がちょっと強すぎる」と感じることもあるかもしれません。そんな時、本機ではSilver Face Modeを選択すればNormal Mode(通常のBlues Junior)よりも幾分すっきりしたサウンドも出力でき重宝しそうです。あるいはリードギターではNormal Modeで、クリーンでカッティングやバッキングを行う場合はSilver Face Modeといった使い分けも面白そうです。単純に好きな方で音作りするのも良いでしょう。
サウンドチェック。ギターはシングルコイルPUのVanzandt ストラトタイプ使用、ピックアップはフロントとセンターのハーフトーンに固定、シールドケーブルはBold Cable FATでアンプ直。動画の最初の方はNormal ModeとSilver Face Modeの違いをチェック(低音弦を刻みながらモード切替している箇所がわかりやすいです)。以降はSilver Face Modeで試奏。
マニアックな改造が施されている本機ですが、基本的には通常のBlues Juniorと同じです。Silver Face Modeも「Fenderの音」であり、顕著な差があるわけではないので「別物」ではなく「若干のアレンジが加わったもの」ですので、小さめのFenderチューブアンプをお探しの方は勿論、Blues Juniorを中古で探している方にもお勧めです。
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