ボディトップ。アッシュの木目が透けたブロンドフィニッシュとゴールドパーツの組み合わせが渋いです。PUのカバーは交換されています。打痕や傷なども散見されますが、大きな塗装欠けのような致命的なものはありません。以降のVanzandtギターの特徴である「極薄塗装」はされておらず、一般メーカーにみられるような比較的しっかりした塗装がされています。製造後の塗装焼けにより新品時よりは色が濃くなっています(下の画像参照)。ブリッジなどゴールドメッキの劣化もありますが、手入れは行き届いており動作もOKです。ボディバック。写真だとわかりにくいですが、ボディトップ側と同様に打痕や傷など使用感はあります。バックパネルも付属。ボディサイド。トップやバックと同様、打痕や傷はありますが、致命的なものはありません。フロント・センターPU部分にザクリが広げられて一つの大きめのザクリにとなっています。導電塗料の塗り方から後から行われた改造と思われます。ピックガードの下の色合いが元々の色合いでしょう。PUはブランド不明のヴィンテージタイプのPUに交換されています。POTはCTSにキャパシタはOrange Drop 715P 0.047μFですがこれも後から交換されたものと思われます。ネック裏。中古品としては綺麗な状態です。トラスロッドも余裕があります。指板。写真ではわかりにくいですが、小傷やこびりついて落ちなくなった汚れなど使用感はあります。しかし、出品前にフレット擦り合わせが行われており演奏性は良好です。フレットの高さは低いところでも1.1mmありまだまだ長く付き合ってゆけるでしょう。指板Rは12インチほど、22フレット仕様。ナット幅は42mm。ヘッド表側。塗装部については先端のエッジ部に長径7mm程の塗装欠けがある以外は小傷、擦過痕程度の使用感で、制作から約25年を経過した中古としては良好な状態だ。ペグはロック式のものですが、これは後から交換されたものかも。ゴールドメッキの腐食や劣化がみられますが手入れは行き届いており動作は良好、見た目も程よい使用感がいい演出になっていると思います。ヘッド裏側。メッキ部分はそれなりの使用感があります。塗装部は全体的に綺麗に保たれていますが画像では分かりにくい程度のごく小さな打痕、塗装欠けが先端エッジ部にそれぞれ1か所あります。付属のギグバックと取り外してあるバックパネル、トレモロスプリング1本。