DeviserブランドのSTタイプ、アルダーバック+フレイムメイプルトップのボディ、エボニー指板のメイプルネック、フロイドローズトレモロ、EMGのSSH配列PU(SLV×2、85×1)という仕様です。ヘッドの形状がFenderタイプであることやEMGのロゴが旧タイプであることが比較的古いギターであることを示しています。前オーナーさんは本機を新品で購入後しばらくはかなり弾きこんだそうで、全体的に傷や打痕、塗装欠けなどの使用感がそれを物語っています。フレット交換、PU交換(もともとは別のPUが搭載されていたとのこと)など手も加えられてきた経緯もあります。ここ数年は弾かれることはなく保管されていたためか、ネックサイドにフレットのバリが少々発生していること、フレットの高さに一部僅かなばらつきがあるなどメンテナンスを加えた方がより弾きやすくなることが期待できますが、後述の通り現状でも十分活躍してくれるコンディションではあり、この手のハイエンドSTタイプをお探しの方にはかなり高いコストパフォーマンスのギターと言えると思います。
ご希望あれば、フレット擦り合わせ+バリ取り加工を特別価格で追加施工承りますので是非ご相談ください。(¥12,000+税)。
本ギターは委託販売品で現状渡し(保証なし)となります。本体のみ、ケースなしです。
サウンドチェック。クリーン。アンプはFender Vibro King。
クランチ。歪はWEEHBO Effekte JTM Drive.
先のクランチをXotic BB Preampでゲインブースト。
今回弦はDaddario EXL120(09-42)をレギュラーチューニングで張り、弦高は1弦12フレット1.3mm、6弦1.8mmほどのに調整してあります。標準的な範囲では低めの弦高ですが、演奏の支障となる音づまりやビリツキはありません。フレット擦り合わせを行う事でさらに精度を上げる余地もあります。
使用感はありますが、現状でも演奏性は確保されており、しっかりメンテを加えればさらに精度を上げる余地もあり、長く付き合って行けるでしょう。Deviser社のギターで「Deviser」のブランド名を冠しているのはハイエンド機またはカスタムモデルのみ。本機もモデル名は不明ながらハイエンド機に属するモデルだと思われ、お買い得度も高いオススメの一本と言ってよいのでは。
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