Capariosn 生産完了スルーネックモデル TATⅡ (Sold Out)

HR/HMギタリストに人気のCaparison TATⅡ、生産完了品!

元Arch EnemyのChristopher Amott、SyphonyXのMichael Romeoといったテクニカルな演奏を得意とするHard Rock/Heavy Metalのギタリストに愛用者が多い日本発のブランドCaparisonのスルーネックモデルTATⅡです。惜しくも生産完了してしまっている機種のため現在は中古でしか手にすることが出来ないギターです。

前オーナーさんは本機を購入後ほとんど弾くことはなく、放置されていたとのこと。ネックのバインディング剥がれの補修、フレットを軽く擦り合わせしているほか、ヘッドにごく小さな線傷、ボディバックとサイド(ジャックのそば)に小さな塗装割れを伴う打痕、金属パーツのくすみなどはありますが、写真の通り全体的にかなり綺麗な状態。探していた人にとっては「掘り出し物」と言っても良いと思います。

サウンドチェック。クリーン。アンプはFender Vibro King。

ドライブサウンド。歪はWEEHBO Effekte JTM DriveをメインにXotic BB Preampでゲインブーストしています。ギターのボリュームフルだと「歪み過ぎかな」と思うくらいですが、ボリュームを絞ると使えそうなクリーン・クランチも出せて面白いです。

ゲインの量は同じで低域を少し強調して同じようなフレーズを弾いてみました。ここでもボリュームを絞った音は綺麗。

ボディトップ側。PUのプラスチック部分の擦過痕、トレモロなど金属部にくすみも出ていますが、塗装部に目立つ損傷はなくキレイに保たれています。木材が見えないつぶし塗装のためわかり難いですがネックからボディエンドまでメイプル材でその両サイドにアルダーのウィングを貼り合わせたスルーネック構造です。
PUはCapariosnオリジナルのPH-F,PH-Rを搭載。コントロールはPUセレクターにボリュームのみというシンプルな仕様。トレモロはシャーラーのフロイドローズタイプ。
ボディバック。トレモロキャビティのパネルももちろん付属します(スチール製です)。
ボディバックとサイド(ジャック付近)の小打痕。写真左のボディバックのものは米粒大でトップコートの割れを伴います。ジャック脇のものはゴマ粒大。本機はポリ系の塗装がされていますが、トップコートは薄く仕上げているそうなので、使用しているうちにこうした傷が比較的入りやすいと考えられます。
ネックはメイプル製。ボディと同じ塗装がされていますが、目立つ損傷はなくきれいな状態です。
指板はエボニー。ポジションマークとなっているインレイが各ポジションを表しているのが面白いです(3フレットは時計が3時、9フレットを時計が9時を示しています)。フレットは軽く摺合せしておりますが、その上でも摩耗量はほんのわずかで目立つ凹みもありません。ナットの1弦側に(写真左下)ナット高調整のためのブラス製のシムが仕込まれています。写真ではわかり難いですが1弦側、6弦側のバインディング剥がれの補修をしています。
ヘッド表。中央部にモデル名TATを示す「Through and Through」と記されています。写真に写らない程度の小傷はありますが、中古としては綺麗な状態。トラスロッドカバーのフィルムは新品時のままはがされていません。ペグはGotoh製のロトマチックタイプでポストの高さが調整できるHAP機構が搭載されています。Caparisonブランドには「テンションバーを付けずにヘッド角度で適正なテンションを得る」という拘りがあるそうですが、それをサポートするために高価なHAPを導入したのでしょうか。
ヘッド裏もボディと同じ塗装がされています。HAPの調整は各ペグの裏側の穴に六角レンチを差し込んで行います。(HAPの取説も付属します)
付属の専用ハードケース。他にCaparisonのオーナーズマニュアル(コピーされたもの)、HAPに取説、HAP調整のためのレンチ、トレモロ調整のレンチ、トラスロッド調整のレンチが付属します。

弦はDaddario EXL120(09-42)をレギュラーチューニングで張っています。弦高は1弦12フレット1.3mm、6弦は1.8mmに調整、トラスロッドの余裕も十分。本機を探していた方は勿論、ハードロックやへヴィメタルをやるためのギターを検討している方にもお勧めの一本!

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