GANSON EB-3L (Sold Out)

激レアGANSONのEBモデル!
激レアGANSONのEBモデル!

70年代日本ではUSAの人気ブランドのコピーモデルの製造に多くのメーカー、ブランドがしのぎを削っていました。その中で、知る人ぞ知るブランドGANSON。本機はSGシェイプのEBベース風モデルEB-3L。本家Gibsonと異なり、ネックはFenderと同じレギュラースケール。セットネックではなくデタッチャブルネックというのもFender的。音の方も本来のGibsonEBベースのようなまろやかなサウンドではなく、どちらかというとFender風のエッジの効いたサウンド。さらに3段階ロータリースイッチがハイカットコントロールになっていて丸いサウンドも出せるようになっています。ヘッドがスロテットタイプなのも面白いところ。

動画です。指弾き。スイッチを切り替えながら弾いている中で一番エッジの効いた音がハイカットOffとなっています。

ピック弾き。指弾きと同じく、一番エッジの効いたサウンドが本機のノーマルサウンド。通常のニッケルラウンドワウンド弦に比べ丸みのある音のブラックナイロン弦でこの音。

ボディトップ。40年前の楽器なりの使用感のある外観です。フロントPUはGibsonと違いシングルコイルとなっています。木製のフィンガーレストが渋いです。
ボディトップ。40年前の楽器なりの使用感のある外観です。フロントPUはGibsonと違いシングルコイルとなっています。木製のフィンガーレストが渋いです。
コントロールは2Vol.2Toneでロータリースイッチは3段階のローカーットとなっています。2⇒3の順にローカットの量が大きく鳴りエッジの効いたサウンドに変化します。1はローカットオフ。
コントロールは2Vol.2Toneでロータリースイッチは3段階のハイカットのトーン切り替えとなっています。3⇒2⇒1の順にハイカットの量が大きくなり丸い音になります。3のエッジの効いたサウンドが本機のノーマルサウンド。ハイカット2,1では各PUのトーンコントロール(こちらも通常のハイカットタイプ)はほぼ効かなくなります(ロータリーのハイカットの方が高域カット幅が広い)。
ブリッジ。1弦のサドル、オクターブビスは交換されています。また1,2弦は弦の振動でサドルの共振が目立ったので簡易的に厚紙をはさんで共振防止してあります(赤矢印)。
ブリッジ。1弦のサドル、オクターブビスは交換されています。また1,2弦は弦の振動でサドルの共振が目立ったので簡易的に厚紙をはさんで共振防止してあります(赤矢印)。
ボディバック。
ボディバック。この頃の日本製コピーモデルで多く見られたデタッチャブルネック。
指板。フレットは年代相応の磨耗はありますが擦り合わせもされているようで目立つ凹みはなく、高さはそろっています。
指板。フレットは年代相応の磨耗はありますが擦り合わせもされているようで目立つ凹みはなく、高さはそろっています。
ネック裏。年代なりの使用感はありますが致命的な損傷はありません。
ネック裏。年代なりの使用感はありますが致命的な損傷はありません。
スロテッドのヘッド。弦はダダリオのブラックナイロンを張ってあります。
スロテッドのヘッド。弦はダダリオのブラックナイロンを張ってあります。
ヘッド裏。
ヘッド裏。

決して高級機・高級ブランドではないものの、ジャパンビンテージファン、ビザールギターファンにはたまらない一品かと思います。EBタイプのイメージにないエッジの効いた音が出せるのでこのシェイプでFender的な音を求めている方がさらに好きなようにチューンアップして使うのも面白いと思います。現状渡し、中古品保証なし。

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