ERNIE BALL MUSICMAN StingRay 5 with Piezo (Sold Out)

ピエゾを搭載したStingRay5!
ピエゾを搭載したStingRay5!

プレベ、ジャズベに次ぐスタンダードベースとしてゆるぎない地位をもつMUSICMANのStingRay5弦バージョン、しかもオプションのピエゾも搭載した市場でも滅多に見ない一本です。

5弦ベースというと5弦開放B音の輪郭がぼやけがちですが、本機は5弦開放を多用しても気持ち良く演奏できます。マグネティックピックアップは3点式のレバースイッチでハムバッキング(シリーズ接続)⇒シングル(パラレル、ファントムコイルでノイズキャンセル)⇒シングル×2(パラレル、2つのコイルをシングルとして鳴らす)となっています。またピエゾとマグネティックとの割合をバランサーで操作。勿論バランサーを一方に絞り切ればピエゾのみ、マグネティックのみも可能。さらにピエゾはキャビティ内のコントロールでそれぞれの弦毎と全体の音量を調整、好みのバランスにできます。そして全体のサウンドづくりをするアクティブの3バンドEQとマスターボリューム。非常に音作りの幅が広くなっています。

動画です。まずはピック弾き。

指弾き。最初はEQをすべてセンターにしています。EQがh以上によく効くので音作りの幅があります。

ボディトップ側。比較的綺麗です。
ボディトップ側。比較的綺麗です。5つのつまみは左からBass,Middle,Treble,Balancer(Piezo/Magnetic),Volumeです。
本機のポイントのピエゾはブリッジサドルに内蔵。ボディバックから回路にアクセスでき、各弦毎に音量を調整も可能(現在はすべてフル。)
本機のポイントのピエゾはブリッジサドルに内蔵。ボディバックから回路にアクセスでき、各弦毎に音量を調整も可能(現在はすべてフル。)
ボディバック。トップに比べるといくらか傷が見られますが(後述)、極端な傷はありません。
ボディバック。トップに比べるといくらか傷が見られますが(下写真)、極端な傷はありません。
ボディ上の比較的目立つ傷。
ボディ上の比較的目立つ傷。
メイプルの指板は手触りの良いサテン仕上げ。汚れやすい指板ですが、当店でしっかりクリーニングさせていただきました。フレットの減りはわずかで目立つ凹みなどはありません。
メイプルの指板は手触りの良いサテン仕上げ。汚れやすい指板ですが、当店でしっかりクリーニングさせていただきました。フレットの減りはわずかで目立つ凹みなどはありません。
ネック裏もサテン仕上げ。トラスロッドは順反り方向、逆ゾり方向ともに余裕があります。
ネック裏もサテン仕上げ。トラスロッドは順反り方向、逆ゾり方向ともに余裕があります。
珍しいマッチングヘッド。1弦ペグの左に直径1mmほどの浅い打痕。
珍しいマッチングヘッド。1弦ペグの左に直径1mmほどの浅い打痕。
ヘッドのエッジに塗装欠け。
ヘッドのエッジに塗装欠け。
ヘッド裏。ペグ動作は良好。メッキにくすみがありますが、さびや剥がれ、メッキ浮きなどはなく扱い易いです。
ヘッド裏。ペグ動作は良好。メッキにくすみがありますが、さびや剥がれ、メッキ浮きなどはなく扱い易いです。
オリジナルのハードケースと付属の書類。
オリジナルのハードケースと付属の書類。

ピエゾは独立して出力ではなく、マグネティックとブレンドして出力されるのでセッティングはシンプルです。比較的珍しい機能だと思いますが、それほど個性的な音になってしまうようなものでなく、ピエゾを好みでブレンドして音の輪郭をさらに作り込めるといった感覚で考えると良いと思います。もちろんピエゾのみの音も面白いですし、マグネティックPUだけの音でも楽しめます。もともと音作りの自由度が高いStingRayですが、さらに幅広くなったモデルと言えると思います。

いくつかの傷、打痕など使用感はありますが、傷だらけというほどでもなくなかなかの外観です。加えてフレットの残りもしっかりあり、これから弾きこんでゆけるポテンシャルは十分。本機のようなピエゾ搭載のStingRayは新品オーダー時のオプション(確か+6万円くらい)だとのことです。それゆえ中古では滅多に出てこないでしょう。しかも5弦バージョンともなると・・・守備範囲の広い5弦ベースをお探しの方、ピエゾもついてお買い得な本機はいかがでしょうか。

オリジナルのハードケースの他、各コントロールの機能を示す書類が付属します。

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