Fender USAの人気機種Stevie Ray Vaughan Stratocasterです。2011年製で割と近年のものではありますが前オーナーさんはかなり弾きこんでいたようで、当店入荷時はフレットが壊滅的に減っていました。そこで元々はミディアムジャンボサイズだったフレットをSRVと同じくJim Dunlopの6100に打ち替え。さらにPOT、キャパシタ、トレモロスプリングなども新調、チューンナップされた一本となっております。
弦は一般的な010～046を張っておりますが、十分「らしい音」が楽しめます。
音は動画でご確認ください。アンプはFender Vibro King、SRVのようなクランチになるような音量のアンプセッティングは無理なので、WEEHBO Effekte JTM Driveでほんの少し歪を加えています。Testifyのリード部分などいくつかゲインブーストしている部分はBB Preampを使用。
次の動画では前半Toneを絞って演奏。また途中でOnにしているブースターはより現代的でパワフルな歪みを狙ってセッティングしています。
Fender USAのSRVストラトはSRV本人とは違いミディアムジャンボのフレットになっていてその点がご不満のファンもおられると思いますが、今回出品の本機はSRVが愛用したJim Dunlop6100フレットに打ち替え済み。
電気系ですが、オリジナルのPOTは若干ガリが出ており、新しいものに交換しました（もちろんCTS）。またトーンのキャパシタですが汎用品のフィルムキャパシタからDel Ritomo VitaminQオイルキャパシタ0.022μFに新調。通常ストラトには0.047μFが用いられることが多いですが、SRVモデルでは0.022μFが用いられており、今回容量はそのままにオイルキャパシタにアップグレードさせていただきました。
トレモロのスプリングは鳴りの良さに定評があるRaw Vintageを5本掛けにいたしました。トレモロはSRVと同じくアームダウンのみのセッティングで調整。さすがに弦は一般的なゲージを張っていますが011～など太めの弦に張り替えるとさらにSRV度が増すと思います。（へヴィなゲージでの使用をご希望の方、＋￥3,240でお好みの太さの弦へ張替、ナット溝修正、弦高・トラスロッド・オクターブ・トレモロ等も再セッティングいたします。）
フレット交換やパーツのアップグレードをはかっていることを考えるとお買い得です。SRVファンの方や左用トレモロのご興味のある方にお勧めです。
Fenderツイードハードケースも付属します。
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