Tom Anderson Classic Desert Sunset(Sold Out)

Tom Anderson Classic、2008年製!

人気ハイエンドギターブランドの一つ、Tom AndersonのST Type、Classic Desert Sunset 2008年製です。アルダーボディ、ハードメイプルネックといったスタンダードな木材構成ですが、独自デザインのネックジョイントや、2点止めシンクロトレモロ、ロック式ペグ、オリジナルPUなどはモダンさも兼ね備えており多くの現代プレイヤーのプレイにフィットしてくれると思います。

小打痕や小傷、擦過痕、弾き傷等の使用感はあるものの製造から10年以上経過した中古としては比較的綺麗な状態。「ハイエンド機が一本欲しいけど新品はとても手が出せない」という方には比較的リーズナブルでおすすめな中古品です。

サウンドチェック。まずはクリーンから。アンプはFender Vibro Kingでエフェクトなし。

クランチ。歪はWEEHBO Effekte JTM Drive.

先のクランチをXotic BB Preampにてゲインブースト。

ボディ材は2ピースのアルダー。ピックガードは現在主流の塩ビ製ではなくおそらくセルロイド製かと思います(艶の出方などからの推測)。品名につく「Desert Sunset」はカラー名でFenderで言えば3Tone Sunburstに近いものです。Fenderでは外側はブラックですが、本機では黒に近い茶色。ピックアップはTom AndersonオリジナルのSF1R、SF1、HO1+のSSH配列。大型のポールピースが高出力をイメージさせますが、実はTom AndersonのPUラインナップの中ではヴィンテージ的方向性・出力のPUとのこと。
コントロールは1Vol、1Tone、5wayスイッチにミニスイッチによるリアPUのコイルタップ、ToneノブのプルスイッチによるリアPU追加(例えば5wayのポジションがフロントの時にプルすればF+Rといったノーマルストラトでは出せない組み合わせのハーフトーンが出力可能)。トレモロユニットはGraphtech String Saverサドル搭載のシンクロタイプ。2点止めですが、フローティングにする際は伝統的なシンクロトレモロと同じくユニット後方を任意の量持ち上げたセッティング向けかと思います。勿論ベタ付けでの使用もOK。
ボディサイド。ネックポケット部の形状が独特です。この形状により一般的なデタッチャブルネックで時々見られるセンターずれが起こりにくくなりネックがボディにしっかり固定されます。
ボディバック。バックプレートは最初から着けない仕様でネジ穴もありません。2本のネジで止められた小さなプレートを外すとピックガードを外さなくても接点洗浄などが可能です。
小傷や小打痕など使用感はありますが、致命的な損傷はなく製造から10年以上経過しているギターとしては比較的良好な外観。画像は本機では最も目立つと思われる損傷個所。左画像は1弦側ホーン部先端付近の線状の打痕(長径8mmほどの大きさ)、右画像はエルボー部コンターのごま粒状の小打痕。
ネック。トラスロッドの余裕もあります。ネックジョイントはネックとポケットの独形状によってしっかり固定される2点止め。ハイポジションが弾いやすいような形状にデザインされています。指板Rは付属の仕様書には記載がないのですが
コンパウンドラジアス仕様 (実測で1フレット付近が12inchほど、最終フレットが16inchくらい)になっています。
指板。フレットはステンレス製のミディアムジャンボくらいのものが採用されています。ステンレス製ということもあってか摩耗はわずかで押弦による凹みもほとんど見られません。まだまだ長く弾きこんで行けるでしょう。ナットは牛骨製に交換されています。
ヘッド。ペグはロック式となっています。ヘッド裏にMade In Californiaと製造日(兼シリアルNo.)とBuzz Feiten Tuning Systemの刻印。
付属のハードケース。使用感はありますが問題なくお使いいただける状態。
大雑把なものですが仕様書とネック状態の確認方法の説明書、新品時についていたと思われるタグ、トラスロッド調整用のレンチ、サドル部での弦高調整用のレンチが付属。

今回弦はDaddario EXL110(10-46)をレギュラーチューニングで張り、弦高は1弦12フレット1.3mm、6弦は1.8mm程に調整させていただきました。トレモロはノーマルチューニングで3弦開放を1音ほどアームアップできるフローティングにセット。

⇒ ご質問・ご相談等はこちら!

⇒ ご注文方法、送料等について!

⇒ 下取りご希望の方はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です