Greco GOBⅡ-750 1980年製 現状渡し特価!(Sold Out)

グレコGOシリーズベースの後期モデルの一つ、GOBⅡ-750、現状渡し特価!

1970年代~80年代初頭に流行したGrecoのオリジナルモデルGOシリーズ後期のベース、GOBⅡ-750、1980年製です。

木目の美しいセン材のボディにメイプル/ウォルナットのコンビネーションによる5ピースのスルーネック構造、ローズウッド指板に24フレットというコストの係る凝った仕様にもかかわらず定価¥75,000というコスパも高い本機は当時ヒットを続けていたゴダイゴのベーシスト、スティーヴフォックスも愛用していました。

今回出品の本機、外観は小傷や打痕、擦過痕などみられるものの製造から40年経過していることを考えると良好な状態を保っています。フレットの減りも少なく、目立つ凹みはありません。しかしながらハイ起きの症状があり、低めの弦高ではハイポジションは音づまりが多発するため現状では高めの弦高にする必要があります。そのため今回は保証なしの現状渡し特価にてご案内させていただきます。

低めの弦高で使用したい場合は指板修正も伴うフレット交換を行う事で可能かと思われます。そういったメンテナンスもお引き受け可能ですので必要に応じてご検討ください。

サウンドチェック。まずは指弾きで。アンプはPhill Jone Bass Cub BG-100、シールドケーブルはBold Cable FATでアンプ直。

 

ピック弾き。

ボディは木目の美しさでこの頃の多くのギター・ベースに採用されていたセン材でスルーネック構造のネックを挟んだ形。1PU、1Vol、1toneというシンプルなコントロール。
ボディバック。小傷等の使用感はあるものの4大きな塗装剥がれ・欠けといった中古品にありがちな損傷はありません。
ボディ側面。
ブリッジ。オクターブ調整のビスに少し錆が出ていますが現状のままで問題なく可動します。
ネックはメイプル/ウォルナット/メイプル/ウォルナット/メイプルの5ピースのスルーネック構造。指板はローズウッド、24フレット仕様です。40年経過している割にフレットの減りは少なく目立つ凹みもありません。しかしながらハイ起きの症状が見られやや高めの弦高にしないとハイポジションは音詰まりが起こります。これの解消のためには指板修正をも伴うフレット交換が必要ですが、フレット擦り合わせだけでも多少は軽減できる余地があります。トラスロッドには余裕があります。
指板。今回の出品にあたり指板のコンディショニング、フレット研磨を行っています。
ヘッド表側。ナットはブラスと牛骨を合わせた凝った構造です。「ブラスのサステインと牛骨の鳴りの両方を取った」という感じでしょうか。
ヘッド裏側。ペグのメッキは経過年数相応に劣化していますが、操作性は全く問題ありません。
付属のギグバック。オリジナルのものではありませんが、問題なく使用できます。

本機は委託販売品ですが、現在メーカー不明の45-100の弦がレギュラーチューニングで張られています。出品前に当店にて基本的な調整を行い、弦高は1弦12フレット2.5mm、4弦は3.0mmに調整いたしました(一般的にはやや高めの弦高)。これよりも低い弦高で使用する場合はハイポジションの音詰まりが顕著になってくるので指板修正を伴うフレット交換等積極的なメンテナンスが必要とお考え下さい。

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