Martin D-18 SQ 1997年製 レアモデル、状態良好!(Sold Out)

レアモデル、スクエアロッド仕様のD-18、1997年製、状態良好!

1997年製のMartin D-18SQです。ノンアジャスタブルのトラスロッド「スクエアロッド」という往年の仕様が導入されつつも、その他は当時のスタンダードな仕様でMartinのギターとしては比較的リーズナブルなモデルでしたが、流通数は少なく現在の中古市場でも状態良好なものは少ないようです。以下詳細の通り小打痕やピックガード上の弾き傷、塗装やせなど使用感・経年変化もありますが、製造から23年経過しているギターとしてはかなり綺麗な状態と言ってよいと思います。フレットの減りも経過年数のわりに少なめ、ネックの状態も良好です。

比較的リーズナブルな価格で状態の良いD-18をお探しの方、「スクエアロッドのマーチンを一本欲しいけど、現行の復刻機は高すぎて手が出ない~(T0T)」という方に超オススメ!

サウンドチェック。まずはピック弾き。

 

指弾き。

ボディトップ。この画像では分かりにくいですがよく見るとごま粒大の小打痕やピックガード上の弾き傷、経年による塗装やせなどが見られます。しかしながら97年製のマーチンギターとしてはきれいな状態を保っています。
よく見ると小打痕があるのがわかります。ブリッジベースはローズウッドです。サドルはオリジナルのものですがおそらく加工が加えられており、弦高はアコースティックギターとしてはかなり低めになっています(後述)。
ボディバック。トップ側と同様、目立たない程度の使用感はありますが、経過年数の割にはきれいな状態を保っています。マホガニーの木目・色合いが美しいです。
ボディサイド。経過年数の割に綺麗なのは他の部分と同じ。
「D-18」の一種ではありますが、指板はローズウッドというのも本機の特長。ネックはマホガニーです。ネック調整ができない仕様でネックの反り具合が気にかかるところですが、本機は優秀でいい感じの状態です。
指板はローズウッドです。6弦側に少し巻弦の痕がついている箇所がありますが経過年数の割に綺麗で、前オーナーさんがしっかり管理していたことが伺えます。フレットの減りも少なめでローポジションのプレーン弦下に若干の凹みが出ている程度(この画像では確認できないくらいの軽度)。このままの状態でしばらく弾きこんでいける良好な状態です。
ヘッド。ペグはロトマチックタイプが搭載されています。ナットは交換されています(オリジナルも残っています)。
ヘッド裏側。ペグのメッキは若干の使用感はありますが20年以上前に製造されたとは思えないくらい綺麗です。
付属品。画像上は前オーナーさんが使用していたサドル。このサドルに替えると1弦12フレット弦高1.3mmとなります。サドル部の弦の角度がかなり緩くなるので、細い弦などではサステインが短くなる傾向が出るかもしれませんが、お好みに合えばこのサドルで使用しても良いかと思います。画像下はオリジナルのナット。
付属品。樹脂製ハードケースとフレットガード。

今回弦はDaddarioのPhosphere BronzeのLight Gauge(EJ-16 12-53)をレギュラーチューニングで張りました。ノンアジャスタブルのスクエアロッド仕様ですので弦高は張る弦の張力にも依存しますが、本機の場合、レギュラーチューニングで弦高は1弦12フレット1.5mm、6弦は2.1mmほどでアコギとしてはかなり低めのセッティングです。ネックは標準的な反り具合(わずかに順反りくらい)となっています。弦を張っていない状態でもそれほどネックは動かないので例えばもう一段階細い弦でも問題ないかと思います。現在の状態よりも弦高を高くしたい場合はサドルを新しく制作するか(当店でも作成可能です)、太い弦が好みの方はMedium Gaugeを張って使用するのも良いかと思います。

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