
ドイツのハノーバーで一人のビルダーによってハンドメイドされているブランドWEEHBO EffekteのJTM Driveです。日本ではイマイチ認知度が低いようですが、サウンドはまさに「JTM」といった感触。非常にアンプライクでギターのボリュームによく反応し、ピッキングのニュアンスを豊かに音に反映してくれます。
動画です。まずはストラトで。⇓
レスポールで⇓
Chocolate Electronisの使いやすいブースター、Chocolate Boosterです。ブースト量は最大+23dbと余裕があり、クリーンブースターとしても、ゲインブースターとしても幅広く使えます。
本機を通すだけで音がすっきりし、よりレンジが広がった感じになります。単に音量やゲインを増やすためだけでなく、音色をより艶やかにするために常にOnで使っても面白いと思います。
Chocolate Electronicsのトーンはどれも「音楽的な変化」を狙っているようです。本機のBottomつまみも激しく音色が変わる類のものではなく、よく聴くと(特にシングルコイルのギターで)巻弦の感じがより豊かになってくれるコントロールになっていることがわかります。
動画です。まずはストラトで。前半でクリーンブースターとして試し、後半はChocolate Electronicsのオーバードライブ、Velvet Driverのゲインブースターとして使ってみました。
⇓レスポールでも同様に試してみました。
国産ハンドメイドブランド、Chocolate Electronicsのライトゲインオーバードライブ、Velvet Driverです。同ブランドのもう一つの秀逸オーバードライブ、Chocolate Driveは密度の濃い音質であるのに対し、こちらは枯れた味わいです。Treble、Bassの2Band EQは効きの良いコントロールですが、最小にしても最大にしても「こもり過ぎ」や「耳に痛すぎる」といった状態にならず、どこにセットしても音楽的な音色を放ちます。これは本機に限らず、同ブランドのトーンコントロールの特徴で、ビルダーのセンスの良さが光ります。
動画でもサウンドをご確認ください。まずはストラト。
4つのつまみをどのようにセッティングしてもロックな雰囲気を失わない、リードギタリストにお勧めしたいオーバードライブ、Chocolate Driveです。
9Vの電源を内部で昇圧することで広いレンジを獲得。EQも使い勝手が良く幅広い音作りが可能です。Trebleの変化は非常にわかりやすく幅も広いのですが、最大にしても固くなりすぎず、ギター側のボリュームを絞ってもキラキラした感じがしっかり残り、例えばJimi HendrixのLittle Wingのような鈴鳴りの感じが良く出ます。また、最小にしてもこもり過ぎず、しっかり輪郭を保ちます。Bassはやわらかく変化する印象ですが、やはり最大にしてもブーミーにはならず、最小にしても痩せた印象はありません。
話題の国産ハンドメイドエフェクターブランドのChocolate Electronicsのファズペダル、Transistripperです。ファズというと歪系エフェクターの中でも特にマニアックな分野ですが、意外とメインの歪として使用しているギタリストも多く、それだけに使いやすさと個性の同居が求められるエフェクターかもしれません。
ファズには個性的な音を創出する機種が多数存在しますが、本機のInsaneコントロールは他ブランドには見られない超ユニークな機能です。マニアックですが「音楽的な遊び心」があり、実際の曲に積極的に用いられると思います。
動画です。まずはオーソドックスに3シングルのストラトで遊んでみました。
続きを読む Chocolate Electronics Trasistripper Fuzz 新品¥23,220(税込価格)