フィンランドのハンドメイドブランドでプロの愛用者も多いMad Professor Sweet Honey Over Drive。ハードワイアードゆえにどうしても高価でアマチュアには手の出しにくいペダルでしたが、最近は内部に基盤を用いた低コストのNewバージョンも追加され、その定評のあるサウンドが手に入りやすくなりました。Newバージョンとハードワイアードのバージョンの価格差は倍近くあるので、このNewバージョンの登場は非常にうれしいのではないでしょうか。コストダウンに伴って、パーツの変更はありますが、高品質ブランドの基本路線から外れることなく、しっかりしたパーツで組み上げられている点は変わりありません。しかも回路も同じものを基盤化しているようで、音も同方向のもの。
動画です。まずはストラトで。
レスポールで。
オーバードライブではありますがゲイン幅はかなり広く、軽いクランチはもちろんハードロックもカバーします。しかもゲインをフルにしてもボリュームを絞ったときの音の分離感はしっかり確保されたアンプライクな性格。歪ペダルとして高い次元の能力を有しています。
気になるハードワイアードバージョンとの音の差ですが、おそらくそれなりの大音量で比較しない限りその差は感じにくい程度だと思います。基盤仕様とはいってもそこはMad Professor、音に一切に妥協はなく、結果として非常にコストパフォーマンスの高いSweet Honey Over Driveに仕上がっています。
「あの音が欲しいけど、値段が・・・」という方や、「どのゲイン設定でもボリュームを絞った音が綺麗なオーバードライブはないものか」という方、「幅広いジャンルを一台でカバーする歪が欲しい」という方。こちらSweet Honey Over Driveはいかがでしょうか。
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