激レア BOSS-AXE ACTER Ⅵ Fretless (Sold Out)

知る人ぞ知るブランドBoss-Axeの激レアフレットレスベース!!

GrecoやD’Angelico、HS Andersonなど80以上のブランドのデザインに係っていた、椎野秀聰氏が80年代に起こしたブランド、Boss-Axeのフレットレスベース、Acter Ⅵ Fretlessです。都内の特定の店舗でのみ扱われていたショップブランド的な楽器だったそうで、非常にレアな存在です。椎野氏と言えば前述の活躍以外にも日本を代表するギターメーカーESPやDJ機器で世界を席巻したVestaxの創業者でもあり、「サウンドデザイナー」という肩書でギターのみならず、音楽業界全般にわたって長く活躍された人。本機はそんな椎野氏の折り紙付きの一本と言って良いかと思います。

日本人に合わせた小ぶりなボディは上品なフレイムが出たメイプル。ネックもメイプル製で手間のかかるスルーネック構造。指板は縞黒檀(マッカーサーエボニー)、PJスタイルのピックアップはオリジナルのアクティブタイプが搭載されています。傷や打痕、メッキの劣化など見られますが、でおよそ30年前の楽器としては良好な外観と言えると思います。指板は出品前に再研磨を加えておりますので、弦の痕などはほとんどなくスムーズに演奏できます。

古い国産の楽器のファンの方は勿論ですが、国産の小ぶりなフレットレスをお探しの方などにもピッタリの一本では・・・。

ボディトップ。シースルーの塗装の下に控えめにメイプルのフレイムが出ているのが上品です。小傷、小打痕、弾き傷などありますが致命的な損傷はありません。コントロールはなじみやすいジャズベーススタイルで2Vol. 2Tone。
PUはPJスタイルのオリジナルアクティブPU。ブリッジもBOSS-Axeのオリジナルタイプとのことですが、デザインはオーソドックスで馴染みやすいでしょう。
ボディバック。トップと同様、小さな打痕や小傷はありますが、極端に目立つ傷はなく30年前の楽器とすると損傷は少なめ。上側のホーン部の中央付近にストラップピンを移した跡が残っています(下画像の黄色矢印)。
赤矢印のストラップピンはJim Dunlopのものと思われるロック式に交換されています。ボディエンド側のピンが2つになっているのも本機の特長。SCHECTERなどにもみられる仕様ですが、ひょっとしたらもともと椎野氏のアイディアだったりして・・・
ネックを裏から見たところ。多少の傷はありますが目立つ塗装剥がれなどはありません。トラスロッドの余裕も十分。
指板は縞黒檀、フレットラインのないシンプルなスタイルです。弦はFenderのStainless Flat wound light(45~100)を張ってあります。
以前はラウンドワウンドが張ってあったようで指板上に弦の痕があったのですが、出品前にわずかに研磨を加えてきれいにしてありますので弾き心地も〇。
独特のペグ配列、形状のヘッド。ナットはブラス製。ロッドカバーに機種名「ACTER」がプリントされています。
ヘッド裏。ペグは他の部分の金属パーツと同じく元々のゴールドメッキ落ちてきて下地のニッケルのシルバーが見えてきていますが動作は良好です。
ブラウンのフェンダースタイルのハードケースが付属。

大変申し訳ないのですが、今回サウンドチェック動画は省略させていただきました(フレットレスは弾いたことがないので・・・)が、電気系統も問題なく、もちろん出音もOK、アクティブピックアップですのでノイズも少なめ。こういったオリジナルでシェイプの楽器だとパーツ交換の制約もつきものですが、本機のPUはシンプルなPJスタイルなのでお好みのPUに交換するのも面白いかも・・・。

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