Gibson ES-125 1953年製 (Sold Out)

63年前に製造されたGibson ES-125!
63年前に製造されたGibson ES-125、プロギタリスト放出品!

1953年製、Gibson ES-125です。Gibsonの箱物といえば日本ではES-175などが有名ですが、実は生産数が何倍も多かったES-125シリーズは本国USAでは多くのギタリストに親しまれた普及機種。カッタウェイ仕様、シンボディ仕様、ダブルピックアップ仕様など派生モデルも多く生産されました。普及帯モデルだけあり、箱物の王道的な「ジャズ」に限定されず、ブルースやカントリーなど多岐に渡るギタリストが手にした名機です。

今回出品の本機はオーソドックスなフルデプス、P-90一発の仕様。60年以上の時を経た割には致命的損傷がなく、塗膜の艶も美しく保たれていますが、やはり塗装のクラックが縦横に走る貫禄のある外観はヴィンテージギターのそれ。最近までプロギタリストが使用していた一本です。

動画です。まずは指で弾てみました。アンプはfender Vibro King。

次にピック弾き。最初のバッキング(Donna Lee)はToneを半分くらいに絞っています。

ボディトップ。写真の通り致命的な損傷はなく60年代ものとしては塗装の光沢がしっかり残っておりきれいな状態。塗装のクラックが貫録を感じさせます。ピックガードはオリジナルではないようです。
ボディトップ。写真の通り致命的な損傷はなく60年代ものとしては塗装の光沢がしっかり残っておりきれいな状態。塗装のクラックが貫録を感じさせます。テールピースとピックガードがノンオリジナル。また、ボリューム、トーンのPOTは近年のCTS製の交換されており、ガリなどなくスムースな使い心地を確保しています。
ボディバック。トップ同様、経年数の割にきれいな状態です。
ボディバック。トップ同様、経年数の割にきれいな状態です。
ボディトップは古いアーチトップギターでよく見られるトップ落ちが少し見られますが、ブリッジ底のRはジャスト。
ボディトップは古いアーチトップギターでよく見られるトップ落ちが少し見られますが、ブリッジ底のRはジャスト。この年代ですので、おそらくブリッジはハカランダ製。
エンドピン側からボディトップを見たところ。
エンドピン側からボディトップを見たところ。
ネック取り付け部分。
ネック取り付け部分。
ネック。年代相応の塗装の劣化、剥がれが見られます。
ネック。弾きこまれたギターの様相で、年代相応の塗装の劣化、剥がれが見られます。トラスロッドは余裕があります。
ハカランダ指板。フレットはスモールサイズ。それなりに低くなっていますが(低いところで実測0.6~0.7mm)しっかり擦り合わせされていたようで、目立つ凹みなどは一切なくそのまま弾きこんでいただけます。勿論プレイヤー志向の方ならお好みで打ち直しても良いかともいます。
ハカランダ指板。フレットはスモールサイズ。それなりに低くなっていますが(低いところで実測0.6~0.7mm)しっかり擦り合わせされていたようで、目立つ凹みなどは一切なくそのまま弾きこんでいただけます。勿論プレイヤー志向の方ならお好みで打ち直しても良いかともいます。
ヘッド。普及機クラスだったES-125はGibsonロゴがシルクスクリーン。
ヘッド。普及機クラスだったES-125はGibsonロゴがシルクスクリーンですが剥がれずにしっかり残っています。1弦と6弦のブッシュ回りに円形の傷がありますが、ペグの可動性などは良好で使用上の問題はありません。ナットはこの年代に多く見られる樹脂製。
マシンヘッド。年代を考えるとかなり状態が良いのであとから交換されたものかもしれません。
マシンヘッド。年代を考えるとかなり状態が良いのであとから交換されたものかもしれません。
付属するGibsonハードケースも同年代のもの。年代相応の貫禄ある外観ですが、致命的な損傷はなく、このケース単体でも欲しがる方がおられるのでは・・・
付属するGibsonハードケースも同年代のもの。年代相応の貫禄ある外観ですが、致命的な損傷はなく、このケース単体でも欲しがる方がおられるのでは・・・
ハードケースに本機を収めたところ。若干ケースが大きくそのままだと内部でギターが動くので必要に応じて詰め物をすると良いかと思います。
ハードケースに本機を収めたところ。若干ケースが大きくそのままだと内部でギターが動くので必要に応じて詰め物をすると良いかと思います。

非常に希少な50年代のGibson アーチトップギター。市場価格も年々上がってきており中々手を出すのが難しいものが多い中、ES-125は比較的入手しやすいヴィンテージギターです。今回出品のこちらはプロギタリストが使用していたもので、実用性の面でPOT交換やフレットの擦り合わせなどメンテはされてきておりヴィンテージならではの味わいを有しつつ実際の演奏にも活躍してくれる一本かと思います。

弦はDaddarioEXL115W(011~049,3弦ワウンド)をレギュラーチューニングで張って調整してあります。トラスロッドはまだ余裕があり、お好みで012~の弦などを張ってジャズなどで使用するのもアリかと思います。3弦ワウンド弦を張ることを前提にした木製ブリッジとなっていますが、ABR-1タイプのブリッジに交換、3弦プレーン弦のセットを張ってブルージーな演奏をするのも楽しそうです。

貴重な50年代Gibson アーチトップギターES-125、オススメです!

⇒ ご質問・ご相談等はこちら!

⇒ ご注文の方はこちらをクリック!

⇒ 下取りご希望の方はこちら

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です