2008年製で7年間の弾き込み期間を経ているものの、塗装部やメッキ部分の使用感はわずかで綺麗な外観を保ったTaylorのオール単板のドレッドノートサイズです。フレットの減りはプレーン弦のローポジションに凹みが見られますが、まだ摺合せせずとも弾いて行ける程度。ピックガード上の弾き傷も経年期間を考えると少なく、Solid Sitka Spuruceのトップの美しさも相まって、美品と言って差し支えない程度の良い一本です。
動画です。純粋なアコースティックギターですので、今回はアンプは鳴らしていません。ZOOM Q4で撮影、録音もQ4の内蔵カメラのものです。まずはピック弾き。
指でも弾いてみました。
当店入荷後に指板の清掃、保湿処理、フレット磨き、ナットの溝の修正を行っております。弦高は12フレット1弦が2.0mm、6弦が2.5mmとこのタイプのアコギとしては低めで比較的弾きやすくなっております。トラスロッドの余裕もしっかりとあります。Phosphor Bronzeのライトゲージを張り、レギュラーチューニングに調整いたしました。
本機DN3は実は現在の「310」というモデルとほぼ同じ仕様。Taylorのラインナップではもっとも手の届きやすい価格帯(新品で20万円前後)のオール単板のドレッドノートで、人気のモデルかと思います。しかしながら状態の良い中古品は多くなく探している方には掘り出し物の一本かと思います。ベテランの方はもちろんこれからギターを始める方にも、長く付き合っていただけるかと思います。
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