昨年、全世界500本限定で生産されたGibson Memphis Warren Hanes 1961 ES-335です。Allman Brothers Bandなどに参加したスライドギターの名手Warren Hanesが愛用した1961年製のES-335を再現したモデルで、通常のスタンダードな335タイプよりも作り込まれており1ランク、2ランク上の335をお探しの方にもってこいのモデルです。
ピックアップはクランチサウンドで色気のある倍音が出るBurst Bucker 1(フロント)、2(リア)を、キャパシタはブラックビューティと上級機らしいこだわったスペック。どちらかと言えばロックやブルース(Warren Hanesの活躍フィールドですね。)を狙ったチョイスがされているように思います。
動画です。まずは歪んだサウンドから。いつもの通り、メインの歪はWEEHBO Effekte JTM Drive、Gain BoosterにXotic BB Preampを使用、アンプはFender Vibro King(クリーンセッティング)です。
クリーン。Fender Ampに直です。
335と言えば59年仕様と63年仕様がスタンダードですが、「その間の仕様で作りの良い335はないのか?」という方もいらっしゃることでしょう。そうした方にはこの61年仕様がぴったりではないでしょうか。50年代の335タイプを連想させるドットポジションマーカーでありつつも、63年タイプを想起させるショートピックガード、ネックの握りは60年代的なスリムなものになっています。メイプルの木目が透けて非常に美しいグラデーションを作っていますが、このメイプル材も「カテドラルパターン」と呼ばれる独特の雰囲気の材が選ばれています。チェリーレッドは335の代表的なカラーリングですが、その中でも個性が光る木目となっているところも本モデルのポイントといえます。
こだわった仕様で個性的でありつつもセミアコースティックとして守備範囲の広さもある、こちらのWarren Hanes 1961 ES-335、いかがでしょうか。
オリジナルのハードケース、認定証が付属します。