ハンドメイドで名を馳せているアンプブランド、Bad Catの傑作コンボアンプHot Cat 30Rです。米Guitar Player誌での歴代最高コンボアンプBest10で第2位にもなっている名機で、今回入荷した品はその最新バージョンです。
2チャンネル仕様。Ch1は1Volume方式のピュアで音量のあるチューブクリーン、クランチサウンドが基本ですが、ミニスイッチでマスターボリュームを介することもできます。このマスターボリュームを介した音は少し音がすっきりするような印象があり、単に環境に合わせて音量を調節する以外に音色の変化を狙って積極的にマスタボリュームを使用するのも面白いと思います。
歪をメインにしたCh2ですが、ゲイン幅がかなり広く、ビンテージロック風サウンドから現代的なドライブサウンドまでこなします。Trebleは一般的な高域のコントロールタイプではなく、右へ回すと現代的なハイゲインな歪に合うすっきりとしたサウンドに、左へ回すと低めのゲインのクランチやオーバードライブに合うゴリゴリとしたビンテージ風のサウンドに、それぞれ変化。このtrebleも2014年からの新仕様ですが、これによりかなり幅広い音楽に対応できるでしょう。
動画です。まずはCh1のクリーンサウンドをストラトで。マスターボリュームは未使用です。
次にレスポールで。今度はマスターボリュームを使用しています。
Ch2、まずはレスポールで多彩なドライブサウンドを。
最後にCh2をストラトで。
Ch1/2で共有となっているPresenceは「音の艶」をコントロールするような設定になっており、これを上げることでストラトの鈴鳴り感などキラキラした部分をより強調できます。一般的な「超高域」をコントロールするのとは少し違い、フルにしても耳に痛くなく、音楽的なサウンドなのが特長ですが、これがどことなく往年のチューブアンプの名機たちを思い起こさせます。かなり深くまでかけられるスプリングリバーブは各チャンネル独立で実装。
リアパネルには電源&スタンバイスイッチ、出力切り替えスイッチ(30W⇔15W)、外部スピーカーアウト、外部スピーカーの仕様に合わせた切り替えスイッチ(16,8,4Ωから選択)、センドリターンなどが搭載され、幅広い使用方法に対応。
前オーナー様はご自宅で少し使用した程度で外観の損傷もほぼなく、真空管もまだまだ元気な状態です。新品購入時の保証も8月まで残っているので、ご購入直後に万一のことがあっても安心。
新品の定価は60万円以上、売価も40万円後半の本モデルですが、今回出品の本機は新品購入をご検討中の方にとっては大変お買い得な一台かと思います。
ライブハウスやクラブでのギグやスタジオ練習、マスターボリュームも搭載しているのでご自宅での練習にも良い機種かと思います。ClassAチューブアンプのピュアなクリーンはもちろん、現代的なメタリックなドライブサウンドもこなせるので、より幅広いジャンルをたしなむギタリストにもお勧めです。
Hot Catのパワーアンプの音そのままでは音量が大きすぎる自宅練習から音量が心もとない野外ライブなどまで使い倒したい方、それらに対応できるAmplifier/AttenuatorのUNLEASH(こちらも新品同様の美品!)とのセット購入もオススメです!
⇒Bad Cat Hot Cat 30R + アンプ/アッテネータ Unleash Set 新品同様!
ご興味ある方、是非お問い合わせ下さい!