Thin Laquarになる前のAmerican Vintage シリーズの62年モデルストラトキャスターです。前オーナーの弾きこみのためか非常に鳴りがよいギターに仕上がっています。
写真ではきれいに見えますが、年代相応の線傷が見られます。塗装表面が比較的綺麗に見えるのはその後Thin Laqurシリーズの薄い塗膜に比べて状態が保たれやすいからでしょうか。
音の方はまさにストラト!という感じの心地よい鈴鳴り感がある音です。経年変化のためか、もともとかはわかりませんが、同モデルの中でも鳴りの良い個体ではないかと思います。クランチが気持ちよく響きます。
次はクリーン⇓
クランチをさらにゲインブーストしたハードな音も良い感じです。⇓
塗装面の艶がきれいなため、傷が目立ちませんが、弾きこまれてきた楽器ですのでそれなりに傷は入っています。しかし、塗装掛けや大きな割れはなく、比較的綺麗な状態が保たれています。
入荷時は010~046のゲージが張られており、トラスロッドがぎりぎり近くまで絞めこまれていました。当店にて調整の際、アイロン矯正を加えトラスロッドの余裕を稼いでいます。現在は009~のゲージを張り、トラスロッドもかなり緩めた状態で安定しています。010のゲージを使用する場合はトラスロッドの再調整が必要になるかと思われますので、ご希望のお客様は遠慮なくお申し出ください。フレットはすり合わせされており、凹みなどはなくとても弾きやすい状態です。
付属のハードケースは写真の通りほころびが出ていますが取手、留め具はしっかりした状態で使用上の問題はありません。
こちらのアメリカンビンテージストラトは非常に鳴りが良い個体ですがネック矯正の履歴がございますのでリーズナブルな価格でのご提供です。レギュラーチューニングであれば008~、009~、010~046の弦、半音下げであれば011~049でも問題なくお使いいただけると思います。念のため、無償でのネック調整、ネックアイロン矯正の保証をお付けしての販売となります。
ご興味ある方は是非い問い合わせください ⇒ お問い合わせ
ネックの調整とネックアイロン矯正の保証はどれぐらいの
期間、保証して頂けるのでしょうか?
フレットは何割ぐらい残っていますか。
トラスロッドの調整、アイロン矯正の無料請負は2年間です。アイロン矯正の対象はトラスロッドで調整が効かない場合の順ぞりで、ねじれ・逆ぞりが起こっている場合は別途相談とさせていただきたく存じます。製造からの年数を考えるとネックのクセはある程度出切っていると思われるので粗末な扱いをしない限りは頻繁にネックの調整をすることはないと思いますが、ご購入からしばらくは注意して様子を見ていただきたいと思います。
フレットですが、摩耗はかなり少なく、8~9割は残っている状態だと思います。実測では低くなっている部分で0.9mm、高い部分で1.0mmくらいです。まだまだしっかり弾きこめると思います。