日本が誇るハイエンドギターブランドCrews Maniac Sound。写真のギターはウルフルズのウルフルケイスケさんが使用していた同社のストラトと同仕様でオーダーされたものです。「True Vintage」などのストラトピックアップで一世を風靡したVanzandt製のレアピックアップJimi’sを搭載。
写真の通りストラトのスタイルを崩さない外観はウルフルケイスケさんの嗜好を反映したものだと思われますが、「実戦力」を求めつつもこうしたストラトのスタイルを崩さない姿勢に共感される方は多いのでは。
ご存知の方も多いかと思いますが、ウルフルケイスケさんはストラトを始めテレキャスや335など多くのギターを使いこなしますが、それぞれの持ち味をうまく引き出すギタリスト。そんなギタリストが一本のストラトの実戦力を追及した・・・こちらはそんなモデルかと思います。
見た目は通常のストラトとほぼ同じものの、実際は実戦力とマニアックさを合わせ持った多彩な一本。
PUはフロント・センターがVanzandt製jimi’s。これはJimi Hendrixが右利きギターを左利きで使用し時のサウンドを狙った一品。確かにそういった匂いがある出音ですが、ビンテージ感のある美しい鈴鳴りサウンドが基本にあるのはさすがVanzandt製。ストラト愛好家であれば垂涎物のピックアップかもしれません。
まずはクランチサウンドです。
クリーン。
リアはハイエンド系ギターでよく採用されているSeymour Duncan Little59。通常センタートーンとなるノブは実はプッシュプル式のコイルタップ。プルでコイルタップされ、ここぞという時にプッシュすることで図太いハムサウンドに化けます。リアとセンターのハーフポジションではプッシュプル操作をせずともリアがコイルタップになり、より実戦を意識した配線。他マスターボリューム、マスタートーンで自在にサウンドをコントロールできます。
ハイゲインサウンド。
トレモロはゴトー製の2点式で安定感のあるアーミングを行えます。ブロックはスラントタイプで激しいアームダウンに対応。
幅広い音楽性持つプレイヤーからオーソドックスなストラト愛好家まで、使えるストラトをお探しの方に是非手に取っていただきたい一本です。ハイエンドブランドのオーダー品としてはかなりリーズナブルな価格も魅力ではないでしょうか。
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