ついに本家ギブソン箱物登場!!
メンフィスカスタムショップ2011年製のES-355です。もっとも知られたセミアコES-335の上位モデルで、ゴールドパーツや多層バインディングがきらびやかな印象を与えるとても美しい楽器です。ギブソン社でのエボニー材使用制限により最近の新品は指板が人工素材に変更されていますが、こちらの355は本物のエボニーが指板に使われている貴重な一本です。おそらく、エボニーを使用したほぼ最後に近いロットではないかと思われます。
エボニー指板によって、ローズ指板の335に比べるとよりキラキラした音です。Fender系のギターが好きな方で「箱物も一本ほしい」という方にはとっつきやすいと思います。
ブルースやロックのプレイヤーに好まれるイメージがあるのはその美しい外見と、エッジの効いたサウンドが335に比べてよりロック向けだからでしょうか。有名どころではキースリチャーズ、BB King、オアシスのノエルギャラガー、国内でもEllegarden、Noting’s Carved In Stone の生形真一さんが愛用されているようです。
ロックな音での動画です。アンプはクリーンで歪はエフェクト。後半のアルペジオの部分はボリュームを絞ってクリーンに近づけています。搭載されているピックアップ57Classicはボリュームにもよく反応します。
ロックやブルースのプレイヤーに好まれてきた355ですが、そこは万能ギターと言われるギブソンのセミアコースティックですので、トーンを絞ったサウンドでジャズも行けますし、ポップスにも使うこともできるでしょう。次の動画はクリーンセッティングで、フロントポジション、Toneは5まで絞っています。⇓
雑な演奏でスミマセン・・・
全体的に状態は非常によく、木部は綺麗で、金属パーツに若干のくすみが見られる程度。フレットの減りはほとんどありません。現在新品で355を検討されている方にもお勧めしたい一本です。トラスロッド調整のためにレンチを入れるザクリが狭く、レンチが入りきらないため、ザクリを少し広げる補修をしています。またナットが交換されております。そのため、エボニー指板採用の近年製美品中古としてはお買い得な価格かと思います。是非ご一考ください。
こちらのES-355、補修履歴こそあるものの、本質的に楽器の特性がかわるものではなく、その外観もキレイに保たれており、掘り出しものの一本と言えそうです。
お問い合わせはこちらまで! ⇒お問い合わせ