ESP多弦ギター、8弦モデル！
ESPのホライズンシリーズの8弦モデルHRF NT-8B DRMSです。2016年製で外観は後述の通りいくらかの使用感はあるものの致命的な傷はなく中古品としてはまずまずの状態を保っています。当店入荷時に軽度のフレット浮きが見られたので、それらの補修も含めてメンテナンスしてありますので、弾き心地は新品に負けないでしょう。軽くフレット擦り合わせも行っておりますが、元々あまり弾かれていなかったこともありフレットの残量も十分。これから8弦ギターを手にしようと考えている方にお勧めです。本機は現在も新品が流通していますが、今回出品のDRMS（Deep Red Metalic Satin）は現材は製造されていないカラーですので、そこもポイントになるかも・・・
サウンドチェック。最初にディストーションサウンド。アンプはFender Vibro Kingで歪はWEEHBO Effekte JTM DriveをメインにXotic BB Preampでゲインブースト。中域をやや絞り気味にしてピックアップはリアに固定で低音弦中心のリフっぽいものを弾いてみました。
クリーン。エフェクトなし。
もう一度ディスト―ションサウンド。先の動画よりミッドは上げています。少しリードっぽいものも織り交ぜて。
ボディトップ。ピックアップはEMGでフロントが85、リアが81の王道コンビです。木目が見えない塗装で外観上は判別つきませんが、アルダーボディにメイプルのスルーネック構造という手間のかかった仕様です。現在は製造されていないやや赤みのある落ち着いたカラーリングもポイント。コントロール回りに擦過痕のような塗装表面の荒れが見られます。おそらくピックがあたったりボリューム操作の際に指先でこすれてできたものと思われます。
本機にある傷等で一番目立つ部分。左からトーンノブ横の塗装荒れ、ボリュームノブ横の塗装荒れ、ボディサイド（座って弾く際に足が触れる部分）の塗装表面の荒れ。他の部分については目立つ傷等はありません。美品は言い過ぎですが、中古品としては全体的に綺麗に保たれているギターだと思います。「塗装荒れ」と表現しましたが、塗料が劣化しているというのではなく、仕様にによって擦過してできた擦過痕のような感じでしょうか。
ボディバック。目立つ傷等はなくきれいな状態です。EMGピックアップ駆動用の９V電池のキャビティはワンタッチで開閉可能です。
ボディサイド。
ネックはカタログでは「3ピースメイプル」と案内されています。指板は画像で分かる通り漆黒のエボニー材、フレットはジャンボサイズ。勿論トラスロッドの余裕も十分。
指板拡大。当店入荷の時点では軽度のフレット浮きが見られましたが、その補修とフレット擦り合わせを軽く行っております。その上でフレット残量は新品時と大差なく、これから長く付き合って行けると思います。
ヘッド。よく見ると拭き傷のような痕はが見られますが、画像の通りほとんどわからない程度。ナットは無垢の牛骨製になっていますが、今回の出品にあたって表面の仕上げをやり直したのでピカピカです。ペグはGOTOHのロック式。トラスロッドカバー状に傷が入っているように見えますが、新品時のフィルムが貼られたままで傷はフィルム上なので実質無傷です。
ヘッド裏側。弦のロックはネジ式です。
付属のソフトケースとオーナーズマニュアル、ネック調整用のパイプレンチ、弦高調整の六角レンチが付属します。
弦高は12フレット1弦から8弦に向かっておよそ1.4mm、1.5mm、1.6mm、1.75ｍｍ、1.9ｍｍ、2.05ｍｍ、2.2ｍｍ、2.4ｍｍくらいにセットしています。弦はDaddarioのEXL120-8（1弦から09,11,16,24,32,42,54,65）をレギュラーチューニングで張っています。
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