フジゲン製造、1993~94年製のFender Japan TL52-80SPL、当時のカタログには載っていなかったヴィンテージナチュラルです。当店入荷時、フレットの摩耗、弦による凹みによるビリツキ、ナットの過度な摩耗、ボリュームやスイッチのガリなどありましたが、今回の出品にあたってこれらのフルメンテナスを実施しており弾き心地良好に仕上げております。また、外観はブリッジやペグなど金属パーツのメッキにクスミや傷がありますが、製造から経過年数のわりにきれいに保たれています。フロントピックアップはSeymour Duncan SH-1(’59)にアップグレードされていますが、そのカバーの汚れ具合が渋い雰囲気を醸しています。塗装部もよく見ればごく小さな打痕や擦過痕等が確認できますが、中古品にありがちなベルトバックル痕やエッジ部の塗装欠けなどなくなかなか綺麗な状態。Keith Richardsの仕様を倣った本機ですが、フロントPUとリアPUのバランスはよく、様々なジャンルで活躍してくれると思います。
サウンドチェック。
クリーン。アンプはFender Vibro King、シールドケーブルはBold Cable Solid、アンプ直。
フロントのハムバッキングPUは太い音だけでなく、ボリュームを絞るとシャープな音像になります。なかなか表現の幅が広いです。
クランチ。歪はWEEHBO Effekte JTM Drive。
先のクランチをXotic BB Preampでゲインブースト。
弦はDaddario EXL110(10-46)をレギュラーチューニングで張っています。弦高は1弦12フレット1.5mm、6弦は2.0mmに調整してあります。フレットの摩耗量は経過年数の割には少なく、今回フレット擦り合わせも実施していますが、まだ長く付き合って行けるかと思います。フジゲンファンの方は勿論ですが、汎用性のあるテレキャスターをお探しの方にもお勧めの一本です!
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