Kochの真空管とソリッドステートのハイブリッドアンプ、Jupiterのコンボタイプです。ハイブリッドアンプと言えば「プリ部に真空管を搭載しパワー部はソリッドステート」あるいはその逆のパターンがほとんどですが、本機はプリ部、パワー部ともに真空管もソリッドステートも使用されたKoch独自の回路構成となっており(ATR technology)、真空管は「音色」を、ソリッドステートは「増幅」を担っているというそれぞれの長所を生かしたより進んだハイブリッドアンプとなっています。
小傷やメッキ部のクスミ等の使用感はありますが、画像の通り中古としては綺麗な状態。当店入荷時各コントロールの操作時にガリが出ていたので、念のため出品前にすべてのコントロールのPOTを新品に交換してあります。
Kochの狙いとしては「Vintage Sound」とのことですが、出力45W、多チャンネルでドライブのゲイン幅もかなり広く、リバーブやエフェクトループも搭載しておりいろいろなスタイルの演奏に本機一台で対応可能かと思います。
サウンドチェック。以下の動画ではシールドケーブルはBold Cable Solidですべてアンプ直です。まずはハムバッキングPUのギター(当店オリジナルのLPタイプ、PUはGibson 57 Classic)。クリーンチャンネル。
同じギターでドライブチャンネル。途中ハイゲインドライブにも切り替え。
次にシングルコイルPUのギター(Vanzandt ST Type)にて。クリーンチャンネル。
同じギターでドライブチャンネル。