激しい歪みサウンドを使った音楽が流行した80年代、ギターアンプもハイゲイン化が進んでいました。もともとFenderの持ち味はシンプルな1ボリューム方式のチューブサーキットで美しくハリのあるクリーンと、ボリュームを上げたときの味わい深いクランチでしたが、そんなFenderが80年代後半に送り出したFender版のハイゲインアンプ、The Twinです。90年代前半まで製造され、日本のスタジオでもよく見かけた名機。ミッシェルガンエレファントのアベフトシ氏が本機の赤ノブバージョンを使用していたことも有名です。
クリーンとドライブの2チャンネル仕様。各チャンネルに2つづつインプットが装備されチャンネルリンクさせて両チャンネルの音を混ぜて使う事もできます。プレキシマーシャルのチャンネルリンクと異なり、クリーンチャンネルとドライブチャンネルのリンクは音の輪郭がはっきりしたクランチ~ドライブサウンドが楽しめます。
サウンドチェック。まずは本機ならではの音が楽しめるチャンネルリンク(パラレル)。動画の最初にそれぞれのチャンネルの音を出した後にMixサウンドにしてます。ギターはFender Japan Exclusive Special 50’s Telecaster。