Fender Japan ST62 Special Mod.オーバーホール済み お買い得品!(Sold Out)

Fender Japanストラト、オーバーホール済みのお買い得品!

素直な音質が特長のバスウッドをボディに用いることでエレキギター初心者や普段フェンダー系のギターを使わないギタリストにも扱いやすいサウンドを兼ね備えた国産ストラト定番機、Fender JapanST62 Lake Placid Blue、2010~2012年製です。Fender Japanの初期のころから製造され続け、Fender Japanブランドが終了した現在も「Japan Exclusive Clssic 60’s Stratocaster」「Made in Japan Traditional 60’s Stratocaster」と名称を変えつつほぼ同じ仕様のものが継続生産されています。

今回出品の本機はそこそこ弾きこまれてきたもので、塗装部の欠け、打痕等使用感はあるものの、フレット擦り合わせや電気部品を新品に交換するなど徹底オーバーホールを行い、現在は新品に負けない演奏性を確保。さらにトーンコントロールは2 Toneから「ハイカット」「ローカット」に変更し、初心者にもなじみやすくサウンドバリエーションもより広く仕上げています。これからエレキギターを始める学生さんや、セカンドギターとしてストラトも所有したい方などにオススメの一本!

サウンドチェック。まずはクリーンから。アンプはFender Vibro Kingでアンプ直です。

クランチ。歪はWEEHBO Effekte JTM Drive。

先のクランチをXotic BB Preampでゲインブースト。

ボディトップ側。徹底的にクリーニングを行っているので塗膜表面は綺麗です。エッジ部分の塗装欠け、割れを伴う線状の打痕などが散在しますが、仕様上問題となるような致命傷はありません。トレモロは徹底的にクリーニングと調整を加えフローティング(アームアップができるセッティング)でも安定したチューニングを確保。PUはオリジナルのST-Vintageのままですが、ボリューム、トーン(ハイカットタイプ)、スイッチは国産パーツに、新たに加えたローカットトーンはUSA製のギターで定番のCTS POTに、ジャックは国産品よりも耐久性の高いスイッチクラフトにそれぞれ交換、配線材はハイエンド機で定番のBelden8503、半田はKester44を用いて再配線しました。通常のストラトはフロントPU専用とセンターPU専用のハイカットトーンですが、今回はハイカットトーンとローカットトーンに変更することでより幅広いサウンドバリエーションを確保しています。さらにボリュームはボリュームを絞ったときの高域劣化を抑えたハイパスボリュームにしています。
ボディ各部の傷等。左からボディトップ上の線状の打痕(塗装のクラックを伴う)、エッジ部の塗装欠け、ネックポケット部の塗装クラック。
ボディバック。付属のトレモロキャビティのパネルは外してあります。エッジ部分に塗装欠けが見られますが、ボディバックのフラットな面は比較的損傷少ないです。
ボディサイド。塗装欠けが散見されます。
ネック。ボディに比べると損傷は少なめで写真ではわかりにくい小打痕がある程度。トラスロッドの余裕もあります。
今回のオーバーホールでフレット擦り合わせを実施。すり合わせ後もフレットの高さは十分(一番低いフレットで1.0mmほど)で演奏性は良好。フレット擦り合わせの前の状態との比較にご興味あれば次のリンクもご参照下さい。

ストラトタイプ フレット擦り合わせ Before After

ヘッド。表側は中古としてはかなり綺麗な状態ですが、画像では分からない程度の小打痕があります。また、先端側のエッジに中古品でよくみられるような塗装欠けがあります(次の画像参照)。ペグはメッキにクスミがありますが、磨きなおしており、中古としては綺麗な状態、動作も良好。フレット擦り合わせのついでにナットも表面を磨いて艶やかに仕上げました。
ヘッド先端のエッジ部に塗装欠けがあります。
ヘッド裏側。
付属のソフトケースと取り外してあるバックパネル。

今回弦はDaddario EXL120(09-42)をレギュラーチューニングで張り、弦高は1弦12フレット1.5mm、6弦は2.0mmに調整してあります。トレモロは3弦開放弦を1音ほどアップできるフローティングにセット、しっかり調整しておりますので、アーム使用時のチューニングも安定しています。

塗装欠けなど使用感はありますが、フレット擦り合わせなど徹底したオーバーホールによって良好な演奏性を確保していることやローカットトーン搭載、ハイパスボリューム化などを考えるとかなりコストパフォーマンスの高い一本です。

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