1961年製 Gibson Les Paul Junior (Sold Out)

イエローにリフィニッシュされた1961年製Les Paul Junior!

1961年製のレスポールジュニアです。前オーナーさんはプロとして活動されていたギタリストで入手された時にはすでにイエローにリフィニッシュされていた本機をかなり弾き倒し、写真のような貫禄の外観になったとのこと。ネック折れの履歴がありその修理の過程でネックが通常よりもスリムになっており、握り込むフォームなどがとてもやりやすくなっているのはスリムネックがお好きな方にはポイントになるかと思います。また、前オーナーさんの「プレイヤー志向の方に弾き続けてもらいたい」との思いから今回の出品にあたりフレットの交換も行っており、即戦力の超お買い得ヴィンテージと言えるかと思います。

サウンドチェック。まずはクランチ。アンプはFender Vibro King、歪はWEEHBO Effekte JTM Drive.

同じセッティングでJTM Driveのゲインを高めに。

最後にクリーン。

ボディトップ。PUのそばに大きく塗装が落ちた痕が渋いです。ピックガード、ノブ、ブリッジ、PUは交換されています。
PUは近年のGIBSON P-90です。ブリッジは国産のアルミ製、日本製ですのでオクターブ調整のビスはミリ規格のレンチで調整します(2.0mmの6角レンチ)。パーツ交換をしていても、弾きこまれたことにより使用感が加わっており違和感はありません。
ボディバック。打痕や傷、エッジ部分の塗装剥がれなどがいい雰囲気を醸し出しています。
コントロールキャビティ内部。ボリュームはSonicのフルアップポット、トーンはCTSのポットにCornell Dubilierのキャパシタに交換されています。
ボディサイド。低音弦側のホーンの内側にストラップピンを移した跡が残っています(赤矢印の箇所)。
フレットは今回の出品にあたって打ち替えてあります(ジャンボフレット)。その際指板も若干修正を加えました。
ネック裏側。全体のイエローへのリフィニッシュより後年に起こったネック折れの修理をした箇所のイエローが落ちてきていますが、これはネック折れ修理の際に吹き付けたイエローがリフィニッシュ時のイエロー塗料よりも汗などで劣化しやすかったためと考えられます。よくみるとネック折れ補修の後もはっきりと見えます。勿論使用上は問題ありません。現在010~046の弦をレギュラーチューニングで張っています。ネックはほぼストレートでトラスロッドの余裕もあります。
ヘッド。Les Paul Juniorの文字が読み取れます。トップコートのクラックが年代を感じさせます。トラスロッドカバーは欠品していたのですが、今回の出品にあたり本機に合わせたものを制作して取り付けさせていただきました。
ヘッド裏。オリジナルの3連ペグはメッキ落ちや表面の錆びも出てはいますが、致命的な劣化はなくまだまだ現役で活躍してくれそうです。
付属のハードケース。

ネック折れ修理やパーツ交換の履歴は前オーナー様がそれだけ大切に弾き続けてきたことの証でもあります。今回の出品に際しても「次に手にする方にもさらに弾きこんでもらいたい」との思いから、すり減っていたフレットを打ち替えも実施。プレイヤー志向の方に引き継いでいていただきたいヴィンテージギター!

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