ボディトップは木目が細かく美しいスプルース単板。よく見るとブリッジ近くに弦によるものと思われる点傷等ありますが(写真ではわかりません)全体的には非常にきれいな状態です。ブリッジはローズウッド削り出しです。もともとの仕上げが少し荒かったようで、手を置いたときのざらつきが気になったので仕上げをやり直しさせていただいております。サドルはTUSQ、ブリッジの下にFishman製のピエゾが仕込まれています。本機のコントロール部。①はマイクイメージの選択(4way)で⑥がマイクイメージのブレンド具合を調節。左側いっぱいでピエゾのみ、右側一杯でマイクイメージサウンドのみで好みの位置にセット。➁はマスターボリュームで③④⑤がTreble Mid BassのEQとなっています。⑦はウンリング対策としてギターとスピーカーの位相を反転させるスイッチ。ボディバック。写真の通り使用感はほとんどなくきれいな状態です。メンテナンス性を考慮したパネルやボルトオンネックもGodinの特長でしょう。ブリッジ部分のパネルは開けずとも電池交換も可能(電池交換時にネジを外す必要はありません)。ショルダー部分のパネルはプリアンプの基盤が収められています。「Fishman Aura IC」のシールが貼られていることから本機のシステムがAuraの流れにあるものだと分かります。指板は希少材となっているエボニーの代替材としてすっかり定着したリッチライト。人工材とはいえ違和感はありません(「エボニー」と言っても信じる方もいると思います)。フレットの減りはほとんどなく凹みもありませんが、弾き心地をできるだけ良くするため出品前に指板の清掃、フレット磨きを行っております。マホガニーネック。写真の通りサテン仕上げで手触りは滑らかです。弦はDaddario Pro Arte Extra Hard Tensionをレギュラーチューニングで張り、調整いたしました。トラスロッドの余裕は十分あり今後も長く付き合っていけると思います。ヘッド。ナットはTUSQです。見る角度によって赤矢印の部分にクリップチューナーの痕と思われる傷が見えますが、全体的にはとても綺麗です。ヘッド裏。右上付近、「M」の文字のあたりに白っぽく見えるのはクリップチューナーの痕と思われます。Godinのギグバックが付属。