小坂弦楽器工房製 テナーウクレレ (Sold Out)

小坂弦楽器工房 小坂武志氏制作、希少材をふんだんに用いたテナーウクレレ!

アコースティックギター、アーチトップギター、ウクレレ、マンドリン、ブズーキなどの弦楽器制作で知られている小坂弦楽器工房を率いる小坂武志氏の手によるテナーウクレレです。ボディトップはシトカスプルース、バック&サイドはフレイム杢の入ったハワイアンコア、ブリッジは色の濃いインディアンローズ、バインディングはこれもフレイム杢の入ったシカモアペイプル、ネックは希少材ホンジュラスマホガニー、指板とヘッド突板はこれも希少材のジリコテ(シャムガキ)、サウンドホールやヘッドのインレイはアバロン、ナットとサドルは牛骨からなっています。

Low G チューニングでの使用を想定して作られており、今回の出品にあたってもメンテナンス(フレットの擦り合わせを行っています。)の上でLow Gチューニング用の弦を張らせていただきました。

ボディトップ。塗装膜の収縮によるクラックがいくつか見られますが、使用上問題はないかと思います。トップ材はフラットトップアコースティックギターでは好んで使われているシトカスプルース。木目が美しくいい雰囲気です。
ボディバック・サイドはハワイアンコア。フレイム杢が派手過ぎない程度に入っていて見た目も楽しませてくれます。赤矢印の箇所に長径4.0mm弱の打痕。バインディングも木材(フレイムの入ったシカモアペイプル)にこだわっています。
ブリッジ。色が濃く木目もきれいなインディアンローズから削り出されています。サドルは牛骨。
指板は「ジリコテ」(日本では「シャムガキ」の方が通りが良いかも)という珍しい材が使われています。入荷時にはローポジションのフレット表面にごく浅いあて傷がありました。ナイロン弦やフロロカーボンの弦を使用する楽器ですのでフレットのわずかな凹凸が弦を傷めやすくすると考え、出品前にフレット擦り合わせを行っています。
赤矢印(3フレットと4フレットの間)に線状の打痕があります。一つ前の写真ではわかりにくいですが、こちらの写真のように弦が覆っていない状態では角度によって少し目立ちます。使用上は全く問題はありません。
ネック~ヘッドは希少材のホンジュラスマホガニーより削り出されています。ヘッドの付け根は強度を稼ぐためのボリュート形状。赤矢印の箇所にポツ傷がいくつかありますが使用上は問題ありません。
ボディ内部に貼られたラベル。2012年製。
ヘッド。突板は指板と同じくジリコテが用いられています。独特の木目が高級感を漂わせています。写真ではわかりにくいですが塗装膜の収縮によるものと思われる小さなクラックがあります。ペグはGOTOHのSTP-700。
ちょっと豪華なセミハードケースが付属。もともと付属していたものではなく、以前のオーナー様によって買い足したもののようでサイズは少し大き目(本機を入れて持ち運ぶ際はクロスなどで詰め物をする必要があります)。湿度計がついていますが、あまり正確ではありません。

当店入荷時にフレット上の傷があったので擦り合わせを行っている他、ナット表面の仕上げをやり直しています。弦はDaddarioのLow Gチューニング用ナイロン弦(4弦ワウンドのEJ65TLG)に張り替えています。チューニングした状態でネックは標準的な状態(ほぼまっすぐでわずかに順反り)です。

手工品ウクレレがほしいけど、新品は高価でちょっと手が出ないという方や、これからウクレレを始めるにあたって丁寧に作られた楽器を使いたいと持っている方、凝った木材構成の楽器が好きな方などにオススメしたい一本!

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