比較的低価格の機種が多く、入門者にもありがたいアコギブランドS.Yairiのやや小ぶりなボディの一本、SYD-55という機種です。現在カタログには出ていないモデルで、中古品も見かけないですが、スプルーストップ、ローズサイド・バック、ローズ指板にマホガニーネックとアコースティックギターとしてはスタンダードなスペックで型番から新品定価は¥55,000だったと考えられます。この価格帯にしてはかなり豪華な仕様を誇っており、トップは単板、ペグはGotoh、ナットは牛骨、豪華なハードケース付属となっています。
動画です。まずピック弾き。
指弾き
当店入荷時に使用感は少なく外観は綺麗だったものの、ハイポジションのフレットの高さがかなり高かったり、サドルの高さ、形状に難があったため思い切ってメンテナンスを加えさせていただきました。(メンテの詳細は ⇒ S.Yairi SYD-55のメンテ。 )
現在Phosphor Bronzeのライトゲージ(012~053)をレギュラーチューニングで張り、調整してあります。弦高は1弦12フレット2.0mm、6弦は2.5mmくらいとなっております。トラスロッドの余裕もまだありますが、今回のメンテナンスの際にいくらか絞めこんでいますので、ミディアムゲージ以上の太目の弦よりはライトゲージ以下の柔らかめの弦での使用がお勧めです。
メンテナンスのコストも含めるとかなりお買い得な一本。これからギターを始められる方や、久しぶりにギターを再開しようと思っている方に強力にお勧めいたします。
⇒ 下取りご希望の方はこちら!