近年製のFender Japan ムスタングの上位機種 MG65を当店にてスペシャルモディファイ、外観はムスタングのオリジナリティを保ちつつもスライドスイッチを直感的に操作できるように配線を変更、Lace Sensor ピックアップ搭載やハムバッキングサウンドの選択肢付加によるパワー不足解消などによって「扱い易いムスタング」を目指しました。
動画です。まず歪サウンド。アンプはFender、歪はWEEHBO Effekte JTM Drive.
クリーン。トレモロアームのチェックのため意識的にアーム使用多くしています。
PUはフロントがLace Sensor Emerald、リアが同じくBurgandyとなっております。フロントはミッドの効いたシングルサウンド、リアはP-90風のパワフルなサウンド。「Lace Sensor」のメタリックの文字が高級感を演出するアクセントにもなっています。さらにスライドスイッチはより直感的なサウンド切り替えをめざし以下のように配線変更。
フロントスイッチは「ピックアップセレクター」として機能します。フロント側から「フロント」⇒「フロント+リア」⇒「リア」。リア側のスイッチは「ピックアップ接続切り替え」で、フロント側から「ハムバッキング」⇒「シングル」⇒「シングル(フロントローカット)」となっており、「FatなサウンドからSharpなサウンドに連続的に切り替わる」ような配置になっています。ハムバッキングサウンドはフロント側のスイッチ(PUセレクター)がどの位置になっていてもリア側のスイッチの1回の操作で切り替えOK。オリジナルムスタングでは両方のPUがOnの際のPhaseを二つのスイッチの組み合わせによって切り替えていましたが、今回はトーンポットのPush-Pullスイッチによってやはり1回の操作で切り替えられるようにいたしました。以上よりサウンド切り替えはより直感的な操作となり、さらに通常のムスタングにはないハムバッキングサウンド(Phase切り替えも可能)、フロントPUのローカットサウンドなども選択できるようになっております。
ムスタングはかわいらしい外観とは裏腹にその名の通りの「じゃじゃ馬ギター」として知られています。スイッチ操作のややこしさやシャープなサウンドを得意とする反面、太いパワフルな音は出ない、トレモロアームの調整とその使いこなしの難しさなどた「とっつきにくさ」の塊と言えると思います。そんなムスタングについて「外観はそのままに、使いやすくアレンジしたムスタング」というコンセプトで本機を準備いたしました。
前述の電気系のモディファイの他、上写真のアジャスタブルサドル導入により各弦ごとの弦高調整も可能。さらにアームの調整とサステインの調整を目的にしたモディファイも加えております。
ムスタングが大好きだけど、使い勝手がちょっと・・・という方にご興味持っていただければうれしいです。また、これからギターを始める初心者の方にもお勧めいたします。
ソフトケース付属。
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