日本のフュージョン界を代表するバンドの一つT-SQUAREのリーダー安藤まさひろさんが、80年代に使用していたMoonブランドのストラトタイプです。名曲「Truth」を演奏する当時のライブ映像で頻繁に手にしていたのがこのモデルで当時Moonから安藤まさひろモデルとして一般にも販売されていました。市販品はピックアップレイアウトをSSHとHSHから選べたそうですが、今回出品のこちらは前オーナー様が80年代後半に新品で購入したもので、HSHレイアウト、型番はST-MA238とのこと。アッシュボディにメイプルネック、ローズ指板※、フロイドローズトレモロ、BartoliniのパッシブタイプのPUという仕様。
コントロールは5way Switch、1Vol、1Toneですが、VolとToneはそれぞれプッシュプルスイッチとなっており、Volノブをプルするとリアとフロントのハムがシングルに切り替わり、あたかも3シングルのストラトのように扱えます。また、Toneノブはプルでリアとフロントを同時にならせるようになります。5wayの2,4(通常はフロントとセンター、センターとリアのハーフトーン)のポジションではすべてのピックアップを鳴らすことができます。
動画です。まずクリーン。かなり多彩にサウンドが変化します。
クランチ。(歪はWEEHBO Effekte JTM Drive使用。)
クランチ+Gain Boost
詳しい仕様が残っていないため、指板のアールは実測しました。ローからハイにかけてアールが緩くなってゆくコンパウンドラジウスで、弦高を低くしても音が詰まりにくくなっています。
前オーナー様によると型番はST-MA238とのことなので、おそらく当時の新品価格は¥238,000だったのだと思います。全体的に小傷や小さな打痕、ボディバックのベルバックル痕などはあるものの塗装面の艶は全体的に保たれており、金属パーツも比較的綺麗です。フレットの減りもありますが、まだ摺合せをしないでも弦高も低めにセットできます。25年以上経過したギターとしては非常に状態が良く、なおかつ非常にレアなモデルで掘り出し物の一本かと思います。
安藤まさひろさんのファンの方、J-FUSIONのファンの方はもちろん、幅広いジャンルに使用できる守備範囲の広いストラトタイプをお探しの方にもお勧めです。鮮やかなメタリックレッド(赤が鮮やかなCandy Apple Redのような色合い)はステージ映えもするでしょう。
こちら安藤まさひろモデルのMoonストラトタイプ、ご興味ある方、是非お問い合わせを!
ソフトケース付属。
※出品時に「エボニー指板」と表記しておりましたが、ローズの間違いです。大変失礼いたしました。
ウォ〜、安藤さんファンとしては欲しいな〜‼️
大城店長、次の営業日に伺います。試奏させて下さい。宜しくお願いします。
志村
掲載されるギターは、いつも魅力的なものばかりで、どれも欲しくなってしまいます。いつか耐えられなくなるのでしょうね。ヨメには見るのを止めなさいと言われているのですが、誘惑に勝てないのです。どんなギターが出てくるのかと思うとわくわくして。特に、マニアックな魅力のあるものや古くて手に入らないのに程度がいいものがお値打ちに出てくるとクラクラします。何か購入してしまって、その楽しみを失うのがもったいなくて。
余分な話が長いですが、とにかく商品の掲載を楽しみにしています。