2014年以降、数機種が発売された「ギターで鍵盤楽器の音を出す」というコンセプトのペダルの第2弾C9です。第一弾となったB9はどちらかというと「楽器」に方向性を絞ったシミュレートサウンドでしたが、C9では「名曲」や「名奏者」の音をシミュレートしています。ある意味こちらの方が具体的な音なのでギタリストの頭にあるオルガンの音により近いかもしれませんが、そこはエレハあモ、遊び心と実用性はしっかり同居しており、どの音を選んでも色々な音楽で楽しく遊べると思います。
エレハモのデモ動画です。オルガンそのものの音だという事わかります。
つまみは4つ。ギター、オルガンそれぞれのボリューム、揺れのスピードを調整するModとおもにアタックを調整するClick。後者2つはプリセットによって別の役割が割り当てられているものもあります。プリセットは9つ。いくつかご紹介します。
①Tone Hheel・・・クラシックなトーン・ホイール風オルガンサウンド。
➁Prog・・・ELPのキースエマーソンを彷彿させるオルガンサウンド。Clickつまみで5度上と1オクターブ下の音量を調節。
⑤Lord Purple・・・ジョンロードのようなオルガンサウンド。
⑥Mello Flutes・・・ビートルズのstrawberry fields foreverのメロトロン・フルートのようなサウンド。
⑦Blimp・・・レッドツェッペリンの楽曲で聴けるようなサウンド。
・・・などです。どれも「あ、あの音だ!」と思い当たる音がリアルに再現されています。
単体で十分遊べるペダルですが、フィルター系や歪系、揺れ系などのペダルと併用しても面白そうです。試しに前段に歪を入れてLord Purpleで遊んでみましたが、かなり重厚でロックなオルガンサウンドで楽しめました。動画も撮ってみたので、ご興味ある方はどうぞ。
まずはプリセット3番のCompact。ギターのアルペジオ弾きはそのままオルガンサウンドでも楽しいです。
次にプリセット5番のLord Purple。最初のMr.CrowlyはC9のみの音。あとのへヴィなリフからは前段につなげた歪(BB Preamp MB)をOnにしてみました。
次はプリセット6番のMello FlutesでMoon River。ソロギターの弾き方でそのままメロトロンサウンドが楽しめました。
Shimmerというプリセットでのコード弾き。音の立ち上がり、サステインはModとClickのつまみで調整できます。
最後にもう一度Mello Flutesを使用して、ギターのドライ音量を変えながら弾いてみました。
今回モノラルで接続していますが、オルガン音とギター音を別々に出力できるのでアンプ2台用意すればよりはっきりと分けた音作りも可能です。今回は4つのプリセットのみ使用してみましたがかなり秀逸なサウンドで楽しめそうです。
9Vアダプター付属ですが、アダプターなしでもよろしければさらに¥1,000お値引き!
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