年々進化してゆくGibson Custom Shopのレスポール、2013年以降はチューブレストラスロッドやニカワによるネックセット他各部パーツや色合いなどより真に迫ったスペックとなっています。 Historic Collectionシリーズ(以下「ヒスコレ」)では使用感・経年変化を再現したVOS仕上げが主流ですが、今回入荷した57 Gold TopはGloss仕上げでピカピカです(新品なので当然ですが・・・)。Gold Topは経年変化で緑がかった色合いに変化してゆくことが知られていますが、これからこのギターと付き合ってゆく中でそうした変化も楽しめるのではないかと思います。 チューブレスのトラスロッドやニカワ接着では、これ以前の同モデルよりもより鳴りが良くなると言われてますが、実際にクリーン、クランチ、ハイゲインサウンドともに「倍音の豊かなギブソンレスポールサウンド」で、いつまでも弾いていたくなります。
動画です。まずはクリーン
クランチ
クランチをさらにゲインブースト。
⇓クリーンのバッキングをループ、クリーン⇒クランチ⇒クランチ+ブーストの順に切り替えながらリード。かなり歪ませてもボリュームによく反応するのはCustom Burst Buckerの実力でしょうか。
動画での弦高・・・1弦12F 1.2~1.3mm , 6弦12F1.7~1.8mm
レギュラーライン(工場生産)のレスポールとは一線を画すヒスコレの57Gold Top。やはり材、パーツ、製造方法までこだわられているだけあり、完成度は折り紙付き。勿論プレイヤーのタッチに素直に反応し豊かなサウンドを生み出すエレキギターとしての充実度も至高。一生モノのレスポールをお探しの方にお勧めしたい一本です。また、レスポール全体で言えば流通量は少ない57タイプ、その中でもGloss仕上げはさらに少数です。ヒスコレを検討しているものの、エイジド加工には抵抗がある方、是非ご検討ください。