美品の70年代タイプシンライン、限定生産のマホガニーボディ！
日本製のFender Traditional 70’s Telecaster Thinline Mahogany、使用感わずかの美品です。マホガニーボディで2ハムの70年代スタイルシンラインはFender Japanの時代にもちょくちょく限定生産されていた経緯がありますが、今回出品のこちらは2022年製で国内大手楽器店のオーダーによる限定生産品、マホガニ―のホローボディであることに加えてスイッチやボリューム、ジャックがUSA製Fenderと同じパーツが使われていること、ナット幅41mmで指板Rが9.5inchとスリムで弦高も比較的下げやすいネック仕様であることもポイントです。
前オーナーさんは約一年前に新品で本機を購入しましたが、あまり弾くことはなかったそうで使用感はごくごくわずか。ピックガードのフィルムも剥がされておりません。新品でご検討の方にも十分満足いただける外観に加えて、フレットの鏡面研磨とナットの再仕上げも含めた基本的な調整をやり直しており新品に負けない弾き心地も確保してあります。
サウンドチェック動画です。アンプはFender Vibro King。まずはクリーンサウンド。エフェクトなし。指弾き。
クランチ。歪はWEEHBO Effekte JTM Drive。指弾き。
先のクランチをXotic BB Preampでゲインブースト。ピック弾き。シンラインというとその軽量さからボーカルをとりながらコード弾きするのに適したイメージがありますが、ホローボディによるフィードバックしやすさを生かして音を伸ばす演奏も面白いです。
ボディトップ。マホガニーの木目と色合いがとても美しいです。ピックガードは新品時のフィルムが貼られたままになっています。画像の通り目立つ損傷、傷等はなく中古品とは思えないきれいな状態です。
ボディ側面。中古品にありがちなエッジ部の塗装欠けもありません。
ボディバック。トップ側同様きれいな状態です。
ボリュームとトーンのPOTはCTSのVintage Style POT、スイッチはOAK、ジャックはSwicthcraftとUSA製のFenderに準じたパーツが選定されています。ピックアップはG＆B製のワイドレンジハムバッカータイプ。
ネックは70年代スタイルの3点止め。マイクロティルト機構が搭載されており必要に応じてネックの取り付け角度を微調整できます（現在はティルト機構は利かせていないフラットなセッティング）。 ナット幅は約41mmとスリムになっています。フレットはヴィンテージスタイルのスモールフレット。ヴィンテージスタイルのFenderだと指板Ｒが7.25inchが多いですが、本機はやや緩やかな9.5inchになっているので比較的低めの弦高セッティングがしやすいのもポイントです。
フレットはよく見るとプレーン弦のローポジション側に押弦による痕が若干見られますが、画像の通りほとんどわからない程度で全体的な摩耗もごくごくわずか。出品にあたってフレットは鏡面研磨を加えてあり弾き心地も良好です。本機クラスのギターの場合、ナットの仕上げはそこそこの場合がほとんどですが、せっかくきれいな外観
を保っているのとマホガニーの美しい木目にひけを取らないようにナットの仕上げをやり直してピカピカにしました。これらにより新品で店頭に並んでいるものよりきれいかも。
１，２弦の間、5フレット付近の塗装部にごくごく小さな凹みがあります。大きさはゴマ粒の半分くらいでよく見ないとわかりません。打痕の様にも見えますが、塗料の乾燥の際して何らかの事情によって生じた塗膜の凹みの可能性もあります。本機でみられる傷等の中ではここが一番顕著ですが目立たないものですので、「美品」と言って差し支えないでしょう。
ヘッド。こちらもボディ同様とてもきれいな状態を保っています。ペグの動作も良好。（無断転載の対策でシリアルナンバーは画像処理で隠してあります。）
付属のソフトケース、新品時に付属していた冊子とタグ、各部調整に用いるレンチが付属します。
弦はDaddario EXL110（10－46）をレギュラーチューニングで張ってあります。弦高は1弦12フレット1.3mm、6弦は1.8mmにセット。勿論トラスロッドの余裕もあり今後長く付き合って行けるでしょう。
Telecaster Thinlineをお探しの方は勿論、本記事をご覧いただいてマホガニーの木目の美しさに惹かれた方にもお勧めの一本です。
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