PE-R100 1981年製 (SoldOut)

ジャパンヴィンテージ、81年製Aria ProⅡ PE-R100!

Aria Pro ⅡのPE-R100、1981年製です。同ブランドのオリジナルシェイプのPEシリーズはプロアマ問わず多くのギタリストに弾かれてきた名機だけに何度も復刻もされており、現在でも新品が手に入りますが「やっぱり初期の日本製がイイ!」というジャパンヴィンテージマニアも多いのでは。

今回出品の本機は実は1年ほど前に当店で販売したもので、ご購入された方の機材入れ替えに伴って当店で再度販売させていただくことになりました。前回出品の際にフレット擦り合わせを行っており、まだ一年ほどの経過ですので、しばらくはフレット擦り合わせ等せずとも良好な弾き心地が確保できると思います。製造からの経過年数相応に傷や打痕等の使用感がありますが、綺麗なチェリーサンバーストと上品な木目、アーチ形状の弧ったボディシェイプなどのためか外観は美しく、各部もオリジナルパーツを保っており、40年近く前のギターとしては良好な状態と言ってよいと思います。

サウンドチェック。まずはクリーンから。動画前半はハムバッキングサウンド、後半はシングルコイルサウンド。アンプはFender Vibro King。

 

クランチ。歪はWEEHBO Effekte JTM Drive。動画前半はハムバッキングサウンド、後半はシングルコイルサウンド。

 

先のクランチをXotic BB Preampでゲインブースト。動画前半はハムバッキングサウンド、後半はシングルコイルサウンド。

ボディトップ。センター2ピースのメイプルトップで上品なフレイム杢がチェリーサンバーストとアーチ形状と相まってとても美しいです。そのために「40年前のギターなのにずいぶん綺麗だな」と思われる方も多いと思います。よく見ると右側3枚の画像のように小傷、小打痕、バインディング部の塗装の亀裂など年数相応の使用感が見られます。ブリッジやテイルピースは元々ゴールドメッキだったものが経年でメッキが落ちていますが、動作は全く問題なくまだまだ現役です。PUや電気パーツ等に至るまでオリジナルのまま。
ボデイサイド。ボディトップのアーチ形状がよくわかります。
カッタウェイ部のバインディングが浮いている箇所があります。おそらく経年変化でバインディングが収縮したために浮いてきたのだと思われます。使用上問題はないと思います。
ボディバック。こちら側も立体的な形状でハイポジションが弾きやすくなるように考慮しているのが本機の特長。ボディトップ側に比べるとベルトバックルの痕と思われる擦過痕やエッジ部の塗装欠け、傷等がはっきりしていますが、それでも致命傷はなく「40年前のギター」ということを考えると状態は良好と言って差し支えないでしょう。
ネックはマホガニー/メイプル/マホガニー/メイプル/マホガニーの5ピースで安定性は良好。勿論トラスロッドの余裕もあります。
指板は縞黒檀(マッカーサーエボニーあるいはマカッサルエボニーとも)です。フレットは1年ほど前に当店でフレット擦り合わせを行っており現在も弾き心地は良好。高さも十分あり(一番低いフレットで約1.0mm)まだまだ長く付き合って行けるでしょう。
ヘッド表側。フレイム杢が透けて見えるサンバースト塗装が美しいです。見ての通りゴールドメッキの劣化が見られ、1~3弦と5弦のペグボタンとペグ本体の間の樹脂ワッシャーが劣化で取れてしまっていますが動作は問題ありません。
ヘッド裏側を見るとネックから続く5ピース構造。かなり贅沢なつくりです。ヘッド先端部エッジに大きめの塗装欠けがあります。
高級なギグバックの中でも一番の定評をもつmonoのギグバックが付属します。ネックレスともついたケースで外皮も丈夫ですので持ち運びも安心。フレットガードも付属しています。monoのケースは高価ですのでなかなかお買い得と言ってよいでしょう。

 弦はDaddario EXL110(10-46)をレギュラーチューニングで張り、弦高は1弦12フレット1.3mm、6弦は1.8mmに調整してあります。フレットの残量、トラスロッドの余裕もありまだまだ長く付き合って行けます。前回買い逃してしまったジャパンヴィンテージギターのファンの方、PEファンの方は勿論ですが、日本製のオリジナリティのあるギターをお探しの方、古い楽器の音がお好きな方などにもオススメです。

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