Fender Super Sonic Combo 60Wバージョン、おそらくは2010年頃製造の一台です。クリーンには名機Bassman、Vibrolux風の回路を搭載しそれぞれのキャラクターのフェンダーサウンドをフットスイッチで切り替えが可能。ドライブチャンネルはFenderではめずらしい多段増幅のハイゲイン仕様でクランチからかなり過激なディストーションサウンド、セッティングによってはファズのようなサウンドまでカバーしています。60Wとライブも余裕でこなせる出力ですが、使い方によっては家での練習程度の音量もOK(後述)です。Fenderファンは勿論、マルチに使用できるフルチューブアンプをお探しの方にもオススメ!
小傷やちょっとした汚れ、金属部の錆・クスミなどが少し見られますが目立つ損傷はなく、製造から10年以上経過している品としては比較的綺麗な状態と言ってよいと思います。
サウンドチェック。ギターはストラトタイプ。ケーブルはBold Cable FATでアンプ直。
まずVintage(クリーン)チャンネルのVibroluxモード。カッティングやアルペジオが映えそうなすっきりした音像です。
次にVintage(クリーン)チャンネルのBassmanモード。Vibroluxモードに比べて中低域が効いた太い音が特長で、Volume設定が同じでもVibroluxよりも音が前に出る感てきます。Vibroluxモードでバッキング、Bassmanモードでリードといった使い分けも面白そうです。
Burn(ドライブ)チャンネル。かなりのハイゲインまでこなします。最初は軽いクランチ程度(Gain1,2共に9時ぐらい)からスタート、Gain1を11~12時くらいでかなりハイゲインになってきます。Gain2をあげるとコンプレッション、サステインが増すような感じで、セッティングによってはファズのような感触にもなります。
最後にフットスイッチで各チャンネルの切り替えやエフェクトループを利用した音量ダウンなども交えて。