
1950年製のGibson ES-150です。ミディアムスケールのネックに当時の上位機種L5やL7と同じサイズ(幅17インチ、厚さ3 3/8インチ)のラミネートメイプルの大型ボディ、P-90がネック側に設置された仕様のモデルで1950年当時は後のスタンダードモデルとなるES-175シリーズとほぼ同数が生産されていました。
オーナー様のご意向も踏まえ(本機は委託販売品)、今回は弦交換、ネック調整等の基本調整のみを行った上で出品させていただきました。交換されているペグの取り付けがしっかりしたものではなくブッシュの浮きなども見られるので、必要に応じてペグ取り付けの補修を行っても良いかと思います。他にもフレットの摩耗など手を加えることで演奏性が向上する余地もそれなりにありますが、そこは希少なヴィンテージギターですので敢えてそのままでコレクションするのもありかと思います。
サウンドチェック。最初に指弾きから。アンプはFender Vibro Kingでアンプ直。
ピック弾き。