「Amplifier」カテゴリーアーカイブ

Milkman Sound AMP100(Sold Out)

12AX7真空管を使用したハンドメイドフロアアンプAMP100!プロギタリストからの放出品!

サンフランシスコにてハンドメイドでアンプやエフェクターを制作しているMilkman Soundのフロアタイプアンプ、AMP100です。レコーディング等で使用していたそうですが、その割には使用感は少なめで中古品としては良好な状態です。その名の通り最大出力は100Wですが、使用するスピーカーキャビネットが4Ωの場合は100W、8Ωは50W、16Ωで25W。スピーカーシミュレートも搭載したライン出力やヘッドホン出力も搭載しており自宅練習やPA環境が厳しいライブなどにも対応。さらに本機をプリアンプあるいはエフェクターに見立ててアンプの前段に接続して使用することも可能で何とも柔軟性に富んだ機材です。残念ながら国内流通は非常に少なく、入手も難しいようです(前オーナーさんも直接メーカーから購入されたそうです)。12AX7真空管を用いた回路となっており真空管らしいニュアンスが魅力。John MayerやMateus Asatoの使用でも知られていることからそのサウンドは折り紙付き。実際に今回出品のこちらもプロギタリストからの放出品です。

自宅練習やレコーディング、ライブに至るまでなるべくシンプルな機材を持ち運んでこなしたいギタリストにお勧めなフレキシブルデバイス!

サウンドチェック。現行品の65 Princeton Reverbのスピーカー(Jennsen セラミックマグネットスピーカーC10R )から出力。

最初はシングルコイルのギター(当店制作のシンラインタイプ、ピックアップはSeymour Duncan STR-2、STL1b)で。動画前半はクリーン(Master最大でVolumeで音量調整)、EQやリバーブもチェック。後半はドライブサウンド(Volume高め、Masterで音量調整)、最大+15dbのゲインブーストもチェック。

ハムバッカーのギター(当店制作のLP Type、ピックアップは57classic×2)で。先と同じく動画前半はクリーン寄り、後半はドライブサウンドでチェックしています。

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1958年製Fender Twin Amp 5F8-A 状態良好! ¥1793,000(税込み)

激レア、状態良好の58年製Fender Twin Amp! お値段はお問い合わせください。

1958年4月製造のFender Twin Ampです。同じくTweed期のBassmanと並んで後のプレキシマーシャルの原型ともなった5F8-A回路の本機はエレキギターの歴史の中でも最も重要なアンプの一つに数えられ、有名ギタリストが愛用していることでも知られる非常に貴重・希少な一台。本機はTweed期のFenderアンプの中でも高額で取引されることで知られており日本国内でも相当な額での出品されてきています。以前のオーナーさんが演奏に使用しつつこまめにメンテナンスもされていたようで、耐用年数をとうに過ぎた部品の交換などもしっかり行われていますが、オリジナル部品が維持されている部分もしっかりあり、以下詳細の通り60年以上経過しているとは思えない保存状態でこれまでのオーナーさんが楽器としてとても大事に扱ってきたことがうかがえます。メンテナンスが行きギ届いているだけありギタリスト垂涎のサウンドも健在!

当店は転売目的の片とのお取引は固くお断りしております。そのような目的でのご注文、お問い合わせはご遠慮いただけますようお願い申し上げます。

サウンドチェック。まずは当店で制作したTL thinline typeをプラグイン。シールドケーブルはBold Cable FATでアンプ直です。実際は少し歪むくらいが本領発揮だと思いますが当店の環境ではそこまでの音量にはできないので、歪まない程度の音量である点ご留意ください。

Normal Channel Input1。

 

Bright Channel Input1

 

次にお客様にお借りしたヒスコレ59レスポールでNormal Channel。先のシンラインではInput1でしたが歪まない程度の音量でも音がでかいので以下サウンドチェック動画ではInput2にプラグインしています。

 

前の動画でのセッティングのままBright Channelをチェック。

 

ギターをST Typeに持ち替えてBright Channelをチェック。Presenceコントロールは「超高域調整」というのが一般的な認識かと思いますが、本機の場合はそこまで高域ではなく、「鈴鳴り成分の調整」みたいな印象です。考えてみるとレキシマーシャルのプレゼンスも同様です。本機が始祖であることが実感できます。

 

最後にST Typeでノーマルチャンネル。

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Fender ’64 Custom Deluxe Reverb ‐Amp ハンドワイヤード仕様品!(Sold Out)

ハンドワイヤード仕様のデラリバ、美品!

 Fender 64′ Deluxe Reverb‐Ampです。Deluxe Reverbの復刻機と言えば本機と同様の外観のBlack Faceの65’Deluxe Reverb、Silver Faceの68Deluxe Reverb はよく見かけますが、今回出品の本機64’Custom Deluxe Reverb -Ampはオールハンドワイヤードで制作されたスペシャルバージョン。現代的に合理化された基盤ではなくあえてオールドと同様にpoint to pointで各パーツを配線するといった手の込んだつくりの一品です。国内では品薄が続いているFenderアンプですが、本機も例にもれず流通はわずかです。前オーナーさんは本機を2020年に新品で購入していますが、その後あまり使用する機会はなかったそうで使用感の少ない美品、新品をお探しの方にもおすすめの一品!もちろん日本向けの100V仕様です。 

サウンドチェック。シールドケーブルはBold Cable FATでアンプ直。ギターは当店で制作したシングルコイルPU(フロントSeymourDuncan STR-2、リアSTL-1b Broadcaster)のTL Thinline TypeとハムバッキングPU(Gibson57classic)のLP Typeです。いずれのギターでもアンプボリューム3くらいでギターボリュームフルで強めのピッキングで少しクランチします。

まずはNormal Channel、ギターはシングルコイルPUのTL Thinlineタイプ。

 

同じギターでBright Channel。

 

ハムバッキングPUのLPタイプでBright Channnel。

 

最後に同じギターでNormal Channnel。

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Fender ’65 Princeton Reverb FSR”Surf-Tone Tangerine”(Sold Out)

65 Princeton ReverbのLimited Edition!

2012年に日本向けに限定20台のみ生産された’65 Princeton Reverbのスペシャルバージョンです。ノーマルバージョンとの違いは外観がFenderアンプではめずらしいタンジェリンとホワイトの2トーンになっている点とパイロットランプがブル―の点、サウンド面ではスピーカーがアルニコマグネットのJensen P10Rである点が特長となっています。

前オーナーさんが本機を新品で購入後に数回メンテナンスに出されているとのことで、RCAケーブル(スプリングリバーブをつないでいるケーブル)とパワー管2本が交換されています。

タンジェリンカラーはエッジ部分で色褪せている箇所がありますが、ネット破れや外皮の剥がれなど中古品にありがちな損傷はなく製造から約10年経過しているアンプとしては比較的良好な状態を保っています。パワー管の交換は約1年前のことで、それ以降あまり使われなかったとのことでまだしばらくはそのまま付き合って行ける状態と言えます。

サウンドチェック。シールドケーブルはBold Cable FATでアンプ直。

最初にシングルコイルPU(フロントSeymour Duncan STR-2、リアSTL-1b Broadcaster)のギターで指弾き。音量は4.5くらいに固定してTreble、Bass、Reverb、Tremoloのチェックをしています。

 

次に同じギターでピック弾き。指弾きよりもアタックが出やすいのでボリュームは少し押さえて4で固定。

 

最後にHumBucking PU(Gibson 57 Classic×2)のLPタイプで。音量は最初は3に固定、動画終盤で強くピッキングすると歪む程度(このギターの場合ボリューム4.5~5くらい)まで上げています。これくらいのセッティングだと弾き方やギター側のボリューム操作による変化の幅がかなり広くなります。もっとボリュームを上げたドライブサウンドも魅力的ですがかなりの爆音で当店の環境では出せないので割愛。

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隠れた名機!Fender Champ 12 (Sold Out)

隠れた名機、Fender Champ12!

1980年代後半から90年代前半にかけて製造されていた小型真空管アンプFender Champ 12です。ギタリストのトモ藤田氏が練習用・家用アンプに推していたとのことでここ数年隠れた人気機種になっているようです。Champの名を冠しているとはいえ、出力は約15W、スピーカーは12インチと日本の屋内環境ではちょっと大きいかもしれません。が、クリーンサウンドでの練習なら十分対応できるかと思います。また、小編成でのスタジオリハ、小さめのライブハウスでの使用も行けそうです。当時のFender アンプの看板製品だったThe Twinと同様、それまでのFenderアンプにはなかったドライブチャンネル(Fenderのイメージのクランチサウンドではなくきめの細かいハイゲインドライブ)、プッシュプルスイッチによるミッドブーストモード搭載などFenderアンプとしては異色の存在ですが、クリーン、ドライブ共にその音色はなかなかのもので有名ギタリストが推すのも頷けます。

古い機材ですので現状渡し(保証なし)でのご案内ではありますが、今回の出品にあたって各部接点の洗浄、動作不安の見られた真空管の交換(プリ管一本をSOVTEKへ交換、残る一本も当店入荷前の最近交換済)、摩耗の激しかったインプットジャックの交換も行いました。昨今の世界情勢により真空管価格が高騰、入手も難しくなってきていることやジャックも独自仕様で互換パーツ入手が難しいこともあり、そういった消耗部をしっかりオーバーホールしているのが好ポイントです。さらにスピーカーはトモ藤田氏お気に入りのEMINENCEにアップグレードされておりファンの方にもうれしい仕様かと思います。

サウンドチェック。シールドケーブルはBold Cable FATでアンプ直。

①最初にシングルコイルのギターでクリーンチャンネル。このギターの場合、ギター側のボリュームフルではパンチの効いたクリーン~強いピッキングでほんのわずかに歪むクランチ、ボリュームを少し絞るとすっきりしたクリーンになります。この辺はオーソドックスな1ボリューム真空管アンプに準じる使い勝手。Mid BoostはクリーンでOnにするとやや癖の強いサウンドになります。リバーブの効きはFenderの名を冠したアンプとしてはかなり控えめですが、逆にFenderのびしゃびしゃな残響が苦手な人には調整幅が広く扱いやすいかも。家練習では本クリーンチャンネル+お気に入りの歪ペダルという組み合わせも良さそうです。

 

②同じギターでドライブチャンネル。オーソドックスなFenderクランチとは異なる粒の細かい歪みでGain 2ぐらいでもかなり歪みます。とは言えゲインを高めにすると音がつぶれてしまうわけではなく、より中低域が豊かにサステインが長くなる印象。Mid Boost はOn Offどちらも魅力的サウンドで、ハイゲインアンプにありがちなドンシャリ過ぎる音にならないのも好ポイント。本チャンネルについては一般家庭での使用には音量が大きすぎかもですが、他のFenderアンプにはないきめの細かいハイゲインドライブはなかなかに魅力的でスタジオに持ち込んで思いっきり鳴らすのは気持ちよさそう。

 

③ハムバッキングのギターでチェック。動画前半クリーン、後半ドライブチャンネル。

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