「ギターオーバーホール」タグアーカイブ

ST Typeギターのレストア/オーバーホール例:1979年製Greco SE800

長期間放置されていたギターの復活!

上画像は1979年11月製造のGreco ST Type、確認できるスペックから型番はSE800です。長期間放置されていたものですが、持ち主様より再びギターを始めるにあたってのメンテナンスのご依頼を頂きレストア/オーバーホールを行わせていただきました。

お預かり時の主な問題点は以下の通り。基本的な調整だけでは全くバランスはとれない状態でした。

  1. ネックの反り・歪み、フレットの摩耗・浮き上がり
  2. アンプにつないでも音が部分的にしか出ない
  3. ネックポケットの謎のシム
  4. 金属パーツの汚れ、腐食

以上を中心にメンテナンスを実施、新品に負けないストラトタイプらしい音と演奏性、経年変化による貫禄が同居する仕上がりにできたかと思います。

ご興味ある方は以下詳細もご覧いただければ幸いです。 続きを読む ST Typeギターのレストア/オーバーホール例:1979年製Greco SE800

オーバーホールしたFender Japan JV Serial TC’72-65 Telecaster Cutom

当店でオーバーホールさせていただいたFender Japan 黎明期テレキャスターカスタム!

上画像は当店でオーバーホールさせていただいたFender Japanの最初期製造品JV SerialのTelecaster Custom(おそらく型番TC72-65)です。現オーナー様は最近本機を譲り受けたとのことで、「まずはちゃんと弾ける状態にしてしばらく弾きこんでから必要に応じて今後どうするか考えてゆく」という方向性でオーバーホールさせていただきました。フレットの凹みが結構あり交換しても良い状態ではありましたが、とりあえずはフレット擦り合わせで対処。PU以外の電気パーツは無事なものもありつつ劣化で動作不良が多々あったので安心のため新品に総入れ替え・再配線。あとは錆びたビスも全て新品に交換し、ブリッジやペグは分解してクリーニングしました。

サウンドチェック。まずはクリーン。アンプはFender Vibro King、エフェクトなし。

もう一本クリーン。こちらは指弾きでアンプの前にごく軽くオーバードライブ(WEEHBO Effekte JTM Drive)をかけています。

クランチ。歪はWEEHBO Effekte JTM Drive。

先のクランチをXotic BB Preampでゲインブースト。

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