ちょっと珍しいESPの兄弟ブランドEdwardsのES-175風のフルアコです。Gibsonの175と異なり、本モデルは贅沢にもBody Top & Backがハードメイプル単板の削り出しとなっているのが特長です。ピックアップはSeymour DuncanのJazz(フロントSH-2n、リアSH-2b)、CTS POT、オイルキャパシタ、オールラッカー塗装など本格的な仕様で、勿論信頼のMade In Japan。
2006年製のFender USA Highway One Stratocaster Upgrade、3TSです。鳴りの良さとUSA製のギターとしては大変リーズナブルな価格を両立したモデルで当時話題になりました。ボディの塗装はラッカー仕上げですが、中塗り(通常のギターでは最も塗装層が厚くなる部分)が省略されており、結果的に非常に薄い塗膜となっていますが、これによりより木材の鳴りが生かされることになっていると思われます。塗膜表面は艶消し仕上げで、なおかつ塗膜も薄いため傷もつきやすいギターですが、それゆえ弾きこむことによってVintageのような風格が早く出てくることも期待できます。しかも指板Rやフレット、ピックアップなどは現代風な弾きやすさを備えた仕様となっており、初心者から上級者まで分け隔てなく楽しめる一本だと思います。
2013年製のGibson Les Paul Traditionalです。前オーナー様は新品購入後ピックアップを交換して使用していたそうですが、現在はオリジナルのGibson製ピックアップに戻っています。PU交換の際にボリュームPOTはCTSに交換されています。また、テールピースは楽器の鳴りを生かす軽量なアルミ製に、さらにテールピースのスタッドも弦の振動をしっかりボディに伝達するFixer1643-Nテールピースロックシステムに交換され、通常のLes Paul Traditionalを一歩アップグレードしたような仕様となっております。