Walnut 1P Body Component ST Type レア!(Sold Out)

贅沢な1Pウォルナットボディのコンポーネントストラトタイプ!Steve Lukather仕様のコントロールもポイント!

非常に贅沢なフレイム杢が入った1ピース(!)ウォルナットボディにウォルナットネック、エボニー指板、ブラスのブリッジ、Steve LukatherのRed Stratと同じコントロールのブラス製ピックガードというマニアックで超レアな仕様のコンポーネントストラトタイプです。90年代に制作されたものとのことで、Monster Tone PU(タップタイプ)、ブリッジなどパーツはSCHECTERブランドで構成されており、「SCHECTERのギター」として制作された可能性もありますが、シリアルナンバーやヘッドのブランドロゴがないため「コンポーネントストラト」として紹介させていただきます。

当店入荷時、オイルフィニッシュされたボディやネックの表面の汚れ、毛羽立ち、汗シミ等が散見されたため、出品前にネック全体及びボディのトップ側とバック側を中心に再オイルフィニッシュを実施。また、フレットの浮きも散見されたためリフレット、ナットも交換(牛骨)させていただき、ブラスパーツも表面の腐食を落として磨き上げました。

80年代から90年代前半にかけてはサステインを重視し、重量のあるギターが人気を博しましたが、そんな時代の制作と思われる本機はストラトとしては非常にヘヴィで総重量は実測4.65kgあります。もともとウォルナット材自体が一般的なストラトボディ材のアルダーに比べて重めですが、本機の場合さらにブラスパーツ多用によってよりヘヴィになっています。仮にそれらブラスパーツを一般的なストラトのパーツに交換した場合、おそらく総重量は4kg前後になると思われます。

特殊なギターではありますが、80~90年代の音楽シーンで活躍したギタリストが好きな方には目を引くものがあるのではないでしょうか。かなりのヘヴィウエイト故、ステージでの使用には根性が必要かも(笑)。本機を元に自分仕様のオリジナルストラトタイプを組み上げるのも楽しそうです。

サウンドチェック。まずクリーン。アンプはFender Vibro King、エフェクトなし。

ドライブサウンド。アンプはFender Vibro King、歪はWEEHBO Effkte JTM DriveをメインにXotic BB Preampでゲインブースト。

クランチ(先のドライブサウンドからBB PreampをOff。)

ボディはウォルナット材とのことですが、見事なフレイム杢!しかもこのボディ、1枚の無垢材から作られています。こんな見事な杢の一枚板ウォルナット、いったいいくらになるのでしょうか・・・。ピックガードはブラスで表面の金メッキ層は通常のゴールドメッキとは違いしっかりとした厚みをもっています。このピックガードも同じものを制作するのはかなりかかりそうでため息が出ます。ピックガード止めているビスは腐食が激しかったので新しいもの(これもブラス製)に交換してあります。アームも新しいものに交換、アームキャップは木製となっています。
ピックガード表面に何か所か金メッキの腐食が見られます(青矢印)。また、カッタウェイ部分はメッキがはがれて下地のブラスが露出(黄矢印)。ボディトップには赤矢印の箇所にごま粒大の打痕がありますが、全体的には再オイルフィニッシュによって綺麗な状態。
見慣れないコントロールですが、これはSteve Lukatherが80年代に使用していたRed Stratと同仕様を再現したものです。二つのノブはボリュームとトーン、3つのミニスイッチは右上からフロント、センター、リアの各PUの3wayコントロールとなっています。PUはSCHECTER MONSTER TONEのタップタイプで、ミニスイッチは内側がノーマル(フル出力)、センターがPU Off(Mute)、外側がタップ出力(小出力)となります。これらを組み合わせることでかなり多彩な音作りが可能となります。通常の5wayレバースイッチとは使い勝手が異なり慣れも必要ですが、3つのPUをすべて鳴らすグラッシーなハーフトーンやテレキャスターのセンターポジションのようなリアとフロントのハーフトーンなど通常のストラトでは出せないおいしいサウンドも。画像にはありませんが、ボリューム・トーンはCTSポットでキャパシタはNOS品と思われるVitaminQが配線されています。
ブリッジはブリッジプレートもサドルもサステインブロックもブラス製。ネックプレートやストラップピン、ストリングリテイナーに至るまでブラス製。これらはメッキは施されておらず、腐食などが見られましたが出品前に磨き上げています。
ボディバック。こちらの面も再オイルフィニッシュを施しており写真の通り綺麗です。赤矢印の箇所に少し線打痕が残っていますが、よく見ないとわからない程度。バックパネルはアノダイズドアルミニウムのものが付属(ケースの画像参照)。
ボディサイド。
ウォルナットのネック。指板は真っ黒なエボニー。今回の出品にあたりフレットとナットは交換。ネック裏側とヘッド表面などに汗や拭き残しのポリッシュ等によるものと思われるシミが散見されましたが、再オイルフィニッシュも施してほぼ解消しました(よく見るとネック裏中央付近にのみ少し痕が残っています)。
新しく打ち直したフレットは国産のミディアムサイズ(幅約2.4mm高さ約1.3mm)。ナットは無垢の牛骨材から制作したものです。トラスロッドの余裕もあります。ナット幅はややスリムな41.5mm。ネックの握りはやや薄めのCシェイプです。
ヘッド。こちらも汗やポリッシュ等の拭き残しと思われるシミがありましたが再オイルフィニッシュを施し現在は写真の通り綺麗な状態です。ただ、ヘッドのサイドのエッジに若干の小打痕はあります。ペグはクルーソンタイプでメッキの腐食・浮きが見られますが動作はOK.
付属のハードケース。ケース両端の皮張り部分は経年で下地の白い繊維が露出していますが、問題なく使用できます。小物入れに入っているのは今回新調したゴールドメッキのアームとアノダイズドアルミのバックパネル。バックパネルを取り付けるビスも新しいブラス製をお付けいたします。

今回の出品にあたり弦はDAddario EXL120(09-42)をレギュラーチューニングで張っています。弦高は1弦12フレット1.3~1.4mmくらいでトレモロは3弦開放を1音ほどアップできるフローティングにセッティングしてあります。

前述の通りかなりのマニアック&レア仕様で同様のものが中古市場に出てくることはめったにないと思います。ずっと探していたという方は勿論、個性的なストラトをお探しの方にお勧めです。希少な杢入りの1ピースウォルナットボディやネックを元に自分なりにリアレンジしたいというご相談も遠慮なくどうぞ!

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