軽量3.2kg!Fender American Standard Telecaster Update (Sold Out)

おしまれつつも生産完了したAmerican Standard Telecaster!

約30年間にわたってFender Telecasterの標準モデルとして生産され続けてきたAmerican Standard Telecaster、2014年製です。本モデルは2012年にFender Custom Shop製のPU搭載など大幅なUpdateが施されており、今回出品の本機も「American Standard Telecasterの最終形態」ともいえる完成度の高いテレキャスターです。

写真の通り、アッシュの木目が映える綺麗な外観。よく見ればちょっとしたキズ、フレットの減りなどもありますが、中古としては綺麗な状態。何よりもオドロキなのは総重量約3.2kgという軽さ。軽量でモダンな仕様のテレキャスターをお求めの方には大変お勧めな一本です。

サウンドチェック。今回は最初にゲイン高め(Gain Boost)のドライブサウンドから。アンプはFender Vibro King(クリーン設定)、メインの歪はWEEHBO Effekte JTM DriveでXotic BB Preampでゲインブーストしています。

先の動画のセッティングからGain BoostをOffにしたクランチサウンド。

歪みをすべてOffにしたクリーン。

 

ボディトップ。写真の通りアッシュの木目が映えるとても美しい外観です。木目を生かしたフィニッシュであることもあり傷等は目立たず、美品と言っても良さそうなほどですが、前オーナーさんはおよそ3年間自宅で使用していたとのことでちょっとした小傷や打痕、ピックガード上の弾き傷はあります。update前のアメスタではダイキャストブロックのサドルでしたがupdateでは50年代、60年代のストラトキャスターでおなじみのスティールのプレスサドルとなっています(Bent Steel Saddle)。Custom shop製のPU、Twisted Teleと Broadcasterを搭載。フロントPUがストラトキャスターなどと同じくピックガード吊り下げ式で高さの調節がやりやすくなっています。
ピックガードを外すと他モデルと兼用できるように3PUのザクリがされ、フロントはハムバッカーにも対応しているのがわかります。(リアは通常のテレキャスタータイプのザクリです。)。これを逆手にとって3PU化やテレキャスターでポピュラーなバリエーション、フロントハムバッカーに換装するのも面白そうです。
ボディトップエッジに1か所塗装のヒビを伴う打痕があります。写真の通り小さなもので木目の方が目立つためか目立ちません。
ボディバック。写真ではわからないですが、よく見ると小傷程度は見られます。前オーナーさんは2014年に新品で本機を購入、屋内で使用していただけなのでベルトバックルの痕のような目立つ傷はありません。弾き手の体にフィットしやすいコンター加工がされているのも本機の特長。
指板はボディと同じグロスフィニッシュで艶が美しいです。フレットは2,3弦の10フレット以下で弦による凹みがわずかに出ていますが、音詰まりやチョーキング時の引っ掛かりはなく、まだまだ擦り合わせせずに弾きこんで行ける状態です。
ネック裏側は手触りの良いサテンフィニッシュ。弾き心地が追及されているのもAmerican Standardシリーズのポイントです。今回出品前に09~42(本機の新品時のデフォルトゲージ)をレギュラーチューニングで張って調整をしています。弦高は1弦12フレット1.5mm、6弦2.0mmにしてあります。勿論トラスロッドの余裕もアリ。
ヘッド。ペグはロトマチックタイプでチューニング精度も〇。
ヘッド裏。メッキに少しくすみが出ていますが、写真の通り中古品としては綺麗かと思います。
より高額なAmerican Vintageシリーズと同様の豪華なケースが付属しているのもうれしいところ。(Update前のAmerican Standardシリーズは樹脂製のケースだったと思います。)ストラップ、ポリッシングクロス、弦高調整・ネック調整用のレンチなど新品時の付属品もそろっています。

ストラトキャスターやレスポールと並びエレキギターのスタンダードとして絶大な支持を集めているFender Telecaster。実は奏者によっては演奏の粗が目立ちやすい、オクターブ調整の精度が得られにくいなどの面も持ち合わせていますが、American Standardシリーズではそういったとっつきにくさを払拭するモダンな仕様を導入、より弾きやすくなったこともあってか30年近くにわたって多くのギタリストに愛用されてきました。日本国内でも「初めてのUSAフェンダーのテレキャスはAmerican Standard telecasterだった」というギタリストも多いのでは・・・

今回出品の本機も初めてテレキャスを手にする方は勿論、ギター自体これから始める方の一本目としてもお勧めの一本かと思います。コンター加工と3PUまで対応しているザクリ加工があるとはいえ総重量3.2kgという軽量さはそもそも軽量なボディ材を選ばなければ実現はできません。「軽いアッシュボディのテレキャス」を求めている方にも良い選択になるかと思います。

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